6.加工、組立ラインの生産革新活動の展開 現状データの分析
6-2-2.現状データの分析
改善活動を展開するラインについてのQCDの実績など、そのラインの情報を出来るだけ集め、メンバー全員で検討し情報の共有化を図ります。
これのらデータにより『生産革新活動 計画書』(F-04)の見直しをして下さい。
- QCD(品質、工数、仕掛り)の前期(または前月)実績を見直し、これらのデータからこのラインの問題点を抽出します。
- 中長期の生産計画で、この製品がどのくらいの期間継続して生産されるかを確認し、その期間に応じた改善活動を行う。
- レイアウト図を検討し、機械の配置、物の流れ、人の配置を見直す。
- チョコ停、設備故障はどの工程でどの程度発生しているのか。
- 段替時間はどうか。
- 現場のオペレーターから、そのラインについての問題点や要望を聞く。参画意識を高めて貰うためにもこのヒアリングは不可欠なことです。
- QC工程図、部品図、作業標準書などの検討。
- その他の情報から、ラインの現状を把握する。
講座トップ
ページ上部へ戻る