> というか、要素の定式化の改良が盛んであったであろう時代
> (10年前、20年前、あるいはもっと前でしょうか?
> その頃私はまだ有限要素法の存在すら知りませんでした。)
> ならいざ知らず、現代では、汎用ソフトに導入されている要素は、
> マニュアルやFAQ、サポートなどから得られる情報をもとに
> 選択し、ブラックボックス的に使用したとしても、
> それほど大きな問題が生じることはないのではないでしょうか?
CAEオペレータとして作業している人でも、理論をきちんと理解しているとは
限らないと思います。
私は大学ではCAEにまったく関係ない学部でしたが、
入社してすぐにCAEをやらされて苦労しました。
今勉強を続けているところです。
ブラックボックスで使えてとりあえず何らかの答えが出てくるので、
入力と出力を検証する力がないと、間違った答えを正解にしてしまう恐れがある
ということはあると思います。
>
> そう考えると、話題がそれますが、CAE技術者認定試験の内容というのは、
> 何を専門に取り扱うにしても、誰もが皆、最低限理解しておくべき
> (もしくは理解しておいた方が良い?)範囲、レベルの内容に、
> ちゃんとなっているものなのでしょうか?
>
試験の問題(出題方法や意図なども含めて)が妥当かどうかはまだ議論があり、
実際に大学の先生からも、この出題の仕方には疑問が出ています。
これからもっとブラシアップされていくのでしょうが、
日本機会学会の意見としては、広く理論や背景を知っておかないと、
間違った答えを導きかねないという理由によるものだそうです。