自動車部品のアルミ化は、1980代後半から急速に進みました。バブル経済崩壊後は停滞気味ですが、それでもエンジン、ラジエータ、足廻り部品などを中心に使用量は増えています。最近、環境問題対策を背景に改めて軽量化のニーズが高まりつつあり、今後はアルミニウムの果たす役割が大きくなっていくものと思われます。2003年~2005年頃からアルミニウムの本格的採用が見込まれており、大幅にアルミ需要が高まるものと考えられています。
6月29日の新聞によると 直近に開催された産業構造審議会の参考資料として以下の自動車1台あたりのアルミ需要量の将来予測が発表されました。
年度 | 1998 | 2010 | 2025 |
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アルミ使用量計 | 105 | 150 | 250 |
執筆者紹介
アルミニウム・アソシエイツ 株式会社 代表取締役社長 菱田好文
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