地球温暖化、オゾン層破壊などの地球環境問題が深刻化し社会的に環境保全の重要性が叫ばれるようになってからすでに10年以上がたちました。
この問題は、人間が資源やエネルギーを大量に消費してきたことが最も大きな原因であり、このような大量 消費型から持続可能な循環型社会や経済のシステムへ変わることが、ますます求められています。
多くの企業が取り組んでいる地球環境に配慮した製品作りも、このような時代の要請に応え、トータルな環境負荷の少ないものを目指しています。具体的には、省エネルギーや省資源に役に立つ、地球環境を汚染しない、人間や動物など生体に悪影響がない、などのニーズが求められるようになり、使われる材料の選択もこのような開発コンセプトに沿って厳しく行われるようになりました。
自動車ではアルミによる軽量化で燃費が向上し CO2排出量を低減
軽量化による省エネルギーを果 たし 耐久性にもすぐれたアルミ鉄道車両
使用後に回収されたアルミ配電線を同じ配電線としてリサイクル
アルミ製建材は優れた耐久性 放省資源にも貢献
高性能樹脂の被覆で成形時潤滑油が不要なアルミ板材
衛生的で安全性の高いアルミ缶 のリサイクル率は80%
この消化器はりサイクルを容易にするためアルミ製容器を採用
執筆者紹介
アルミニウム・アソシエイツ 株式会社 代表取締役社長 菱田好文
ホームページ:http://alumi.shichihuku.com/