量産車世界最高燃費のハイブリットカー「ホンダ・インサイト」徹底した車体の軽量化を図るためアルミボデイ構造としスチールボデイ比40%の軽量化を達成
軽量アルミボデイには押出材、継ぎ手にダイキャスト材、チクソダイキャスト材が使われた。ボデイパネル（ボンネット、ルーフ、ドア、リアフェンダー）やエンジン、サスペンションなどにもアルミを使用。
フロントサイドフレームは六角形断面とし、衝撃エネルギーを分断、吸収するように設計された。
マテリアルリサイクルがしやすいアルミニウムを更に使いやすくする技術として、注目されるのがアップグレードリサイクル技術です。これは使用済みエンジンブロックなどの鋳造品やダイキャスト材から、高品位の押出材、板材などの圧延材にリサイクルするものです。「結晶分別法」というアルミニウム精製技術を用いたものです。「ホンダ・インサイト」は、世界で初めてこの技術によるステアリングハンガービームを搭載しています。
軽量化、走行性能向上のためボンネットやサスペンションにアルミニウムを採用した「マツダ・RX－EVOLVE」
軽量化による省エネルギーを果し、耐食性にもすぐれるアルミ鉄道車両
執筆者紹介
アルミニウム・アソシエイツ 株式会社 代表取締役社長 菱田好文
ホームページ：http://alumi.shichihuku.com/
