アルツハイマー病とアルミニウムの因果 関係はありません
アルツハイマー病とアルミニウムの因果関係はありません
- アルミニウムがアルツハイマー病を起こすという説は、世界的に支持されていません。 WTO(世界保険機構)をはじめとする公的機関でも否定されています。
- WTOの環境健康規準では、「アルミニウムは人を含めたいかなる動物種においても、生体内でアルツハイマー病の病態を引き起こさない」とされています。
- WTOの他、FDA(米国食品医薬品局)、MAFF(英国農漁食糧省)、各国のアルツハイマー病協会などもアルミニウムとアルツハイマー病の関連を否定しています。
- 一部にアルミニウムが原因ないし危険因子との主張がありますが現在では、学会や国際会議の場で、同意する意見や研究は皆無です。
アルツハイマー病原因遺伝子を特定 ニュース
- 平成13年5月25日 新聞各紙の報道によると、アルツハイマー病の原因物質に関し 画期的な発見がなされた。
理化学研究所の研究チームがアルツハイマー発症の原因になる遺伝子を突き止めたとのニュースである。
- 治療薬の開発や早期診断につながるものと期待されている。
- アルツハイマー病は、βアミロイドという物質が、記憶に係わる海馬や大脳皮質の部分に沈着することで神経細胞が死滅し、発症すると考えられている。
- 研究チームは、この物質を分解する酵素を見つけた。この酵素の働きが病気の発症を左右している可能性が高く、治療法を研究する上で画期的な成果という。
- 発見した酵素「ネプリライシン」はβアミロイドを分解し脳を掃除する。
ネプリライシンの働きを、アルツハイマー病の患者と健康な人の脳で比べたところ、患者の脳では半分程度に弱まっていることが確かめられた。
この酵素の働きが加齢とともに弱まり、βアミロイドがたまって発症につながったと見られる。今後遺伝子治療などで酵素の働きをコントロールすることで発症を抑制できる可能性があるという。
- 開講のご挨拶
- 第一回環境と共生するアルミニウム
- 第二回アルミニウムと環境
- 第三回生活とアルミニウム
- 第四回需要分野とアルミニウム製品
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