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自社の得意な技術や、他社にはまねできない特異な技術を紹介するコーナーです。
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微細部品の金めっきで実現する高信頼性接点のつくり方
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電子機器や医療機器、通信機器の小型化が進む中で、コネクタやセンサー端子などの「微細接点部品」には、これまで以上に高い信頼性が求められるようになっています。信号の安定伝達、接触抵抗の低減、耐食性の確保など、微小な部品であっても性能要件は厳格です。
こうした微細部品の機能性を支えるのが「金めっき(Auめっき)」です。金は化学的に安定で酸化しにくく、電気伝導性や耐食性にも優れており、長期間にわたって安定した接触性能を発揮します。しかし、数ミリ単位の精密部品に対して均一で密着性の高い金めっきを施すには、高度な制御技術と工程管理が必要です。
高松メッキ工業では、微細部品向けに特化した金めっき技術...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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めっき構成の提案力で応える!設計段階からの技術支援体制
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製品開発の現場では、構造や材質、使用環境の複雑化により、従来の定型的な表面処理では対応しきれない場面が増えています。とくに、導電性、耐食性、装飾性、接触信頼性といった機能性が求められる場合、表面処理の構成(めっきの種類、膜厚、処理順序など)を製品ごとに設計する必要があります。
しかし、多くの製造現場では、量産工程に追われる中で表面処理の検討が後回しになる傾向があり、「後工程で何とかしてほしい」というケースも少なくありません。結果として、密着不良、膜厚不均一、コスト超過といった問題につながることがあります。
こうした課題に対して、高松メッキ工業では「設計段階からの技術支援」を重視し、用途...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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Au・Pd・Ptを使い分ける!貴金属めっきの選定基準と応用術
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貴金属を使っためっき処理は、製品の性能を引き上げるだけでなく、見た目の高級感や耐久性、安全性の面でも多くの利点を持っています。中でも金(Au)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)は、それぞれに特性が異なり、使用環境や製品用途に応じた使い分けが重要です。
しかし実際の製品開発の現場では、どの金属を使えばいいのか、またコストや性能のバランスをどのようにとるかで悩まれる方も少なくありません。見た目は似ていても、導電性、耐食性、密着性、硬度、皮膚安全性など、貴金属ごとに特長は大きく異なります。
高松メッキ工業では、用途・性能・コストの3要素を総合的に判断したうえで、最適な貴金属めっき構成をご提案...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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金属アレルギー対応Pd-Niめっきの設計と応用例
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身の回りにある金属製品──アクセサリー、眼鏡フレーム、イヤホン、医療機器など──が原因で「金属アレルギー」を引き起こす事例は年々増加しています。その中でも特に多いのが、ニッケルやクロムといった金属に触れることで生じる皮膚炎やかゆみです。
こうした課題に対し、高い耐食性とアレルギー低減性を持つ表面処理技術として注目されているのが「パラジウムニッケル合金めっき(Pd-Niめっき)」です。Pd-Niは、ニッケル単体に比べて皮膚刺激性が低く、銀白色の美しい外観とともに、高い耐摩耗性や導電性も兼ね備えています。
高松メッキ工業では、医療・美容・眼鏡分野をはじめとした幅広い製品に対して、Pd-...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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ネオジム磁石の耐食性を高める表面処理の工夫と実績
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ネオジム磁石(Nd-Fe-B磁石)は、非常に強力な磁力を発揮する希土類磁石として、モーター、センサー、スピーカー、医療機器、EV駆動系などに幅広く使用されています。しかし、その高い磁力性能と引き換えに、大きな課題を抱えています。それは「耐食性の低さ」です。
ネオジム磁石は、鉄やネオジムを主成分としており、空気中の湿気や塩分と反応して急激に酸化・腐食します。素の状態では、数日で錆が発生することもあり、長期の信頼性確保には表面処理が不可欠です。とくに量産部品や高湿環境下での使用を想定する場合、精度の高い表面処理技術が製品寿命を大きく左右します。
高松メッキ工業では、ネオジム磁石に特化し...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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電着塗装とめっきの複合処理で製品価値を最大化する技術
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製品の外観や性能に対する要求が高度化するなか、「見た目の美しさ」と「機能性」を両立する表面処理のニーズが急速に高まっています。特に、電子機器、医療機器、自動車内装品、雑貨などにおいては、装飾性・耐食性・耐摩耗性・導電性といった性能を同時に確保することが求められます。
そうした中で注目されているのが、「電着塗装」と「めっき」の複合処理です。単一の処理では対応が難しい性能要件も、工程を組み合わせることで補完し合い、製品価値を最大化できます。
高松メッキ工業では、貴金属めっきやニッケルめっきの上に、電着塗装を施す複合処理技術を確立。意匠性と機能性を兼ね備えた製品づくりを実現しています。本...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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意匠めっきで製品価値を高める!Pt・Au・Crの装飾技術とその応用
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製品の性能が同等であっても、見た目の質感や色味によってユーザーの印象は大きく変わります。特に、消費者が直接手に取る製品や、装着して使用する機器、医療・美容機器のように外観が重視される分野では、金属表面の仕上がりが「製品価値そのもの」として評価されます。
そこで注目されるのが「意匠めっき」と呼ばれる装飾性重視の表面処理技術です。高松メッキ工業では、Pt(白金)、Au(金)、Cr(クロム)といった貴金属を用いた多彩なめっき構成により、視覚的な高級感と機能性を兼ね備えた製品仕上げを提供しています。
本記事では、意匠めっきの基本的な考え方から、具体的な応用例、さらに製品性能との両立を可能に...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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Pd-Ni合金めっきの応用力とは?金属アレルギー対策の最新事例
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金属アレルギーの発症リスクに配慮した製品開発が、医療・美容・装飾品業界を中心に加速しています。特に、皮膚に直接触れる部品や、長時間装着されるウェアラブル機器、医療用プローブなどでは、見た目の美しさや機能性だけでなく、安全性への配慮が不可欠です。
一般的な金属めっきには、ニッケルやクロムが使用されますが、これらは金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、厳格な素材選定と処理構成が求められます。その中で注目されているのが、「Pd-Ni合金めっき」です。
Pd-Niは、パラジウムとニッケルを主成分とする合金めっきで、金属アレルギーの原因となる遊離ニッケルの溶出を極めて低く抑えることがで...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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素子の性能を引き出す!電極めっきと接点信頼性の設計指針
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電子機器や医療機器、美容機器などに搭載される「素子」は、外部との電気的接続を通じてその性能を発揮します。センサー、電極、プローブ、接点──こうした部品の品質や信頼性は、めっきによる電極処理の精度に大きく依存しています。
特に微小電流や生体信号を扱う製品では、接触抵抗、導電性、耐久性が製品の完成度を左右するため、安易な処理では対応しきれません。また、金属アレルギーや皮膚刺激への配慮も必要な場面が増えており、用途に応じた表面構成が不可欠です。
高松メッキ工業では、素子用電極部に特化した処理設計と工程管理によって、信頼性の高い電気接点を多数実現してきました。本記事では、電極めっきにおける...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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無電解ニッケルめっきとは?耐摩耗・耐食性に優れた表面処理技術
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産業用機器、精密部品、医療機器、電子機器など、さまざまな分野で使用される金属部品において、「摩耗に強く」「腐食に耐え」「精度の高い仕上がり」が求められる場面は多くあります。そうした機能を同時に実現する表面処理技術のひとつが、「無電解ニッケルめっき」です。
電流を使わず、化学反応によって均一なニッケル皮膜を形成するこの処理は、複雑形状や非導電素材、微細部品にも安定して処理できる特長を持ち、さまざまな産業で採用されています。
高松メッキ工業では、多種多様な素材と用途に対応できるよう、複数の無電解ニッケル浴を運用し、膜質の調整や処理構成の最適化を行っています。本記事では、無電解ニッケルめ...
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高松メッキ工業 株式会社 (日本 福井県)
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