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自社の得意な技術や、他社にはまねできない特異な技術を紹介するコーナーです。
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長尺スクリューの高精度精密加工技術
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本写真に写っているのは、長さ5650mm・外径150mmの長尺スクリューの加工工程を示すものです。高精度な研削加工によって鏡面のように仕上げられたその表面は、製造現場における精密技術の結晶といえます。スクリューという部品は、射出成形機、押出機、混練機、食品・化学プラントなど、さまざまな産業分野で使用されており、その性能は製品品質に直結します。そのため、加工の段階から厳密な精度管理が求められます。本稿では、長尺スクリューの製造における技術的要点、加工上の課題、それに対応するための設備・ノウハウについて詳しく解説します。
■ 長尺スクリューとは:高精度・高耐久を両立する機械部品
スクリュー...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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高周波焼き入れ後のテーパー部平面研磨による高精度仕上げ
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この写真は、長尺の金属部品を高精度に固定し、テーパー部平面研磨を行っている工程の一場面を撮影したものです。ワークは高硬度鋼で構成されており、高周波焼き入れを施した後に、精密な研削加工によって寸法精度と表面品質を極限まで高めています。焼き入れ後の鋼材は非常に硬く、一般的な切削加工では加工面に微小なクラックや歪みが生じるおそれがあるため、最終仕上げとして平面研磨が不可欠です。その中でも、特に角度を持ったテーパー部平面研磨は、機械精度を支える最重要工程のひとつです。
■ 高周波焼き入れ後の研磨加工の重要性
本製品の前工程では、耐摩耗性と耐久性を向上させるために高周波焼き入れが実施されてい...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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縦軸研磨による高精度高精密大型円筒加工技術
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本写真は、太陽工機(TAIYO KOKI)製のCNC立型複合研削盤CVG-13による縦軸研磨加工の様子を示しています。
画面内では、外径Φ300mm・長さ600mm・内径Φ200mmの円筒ワークを精密に固定し、立軸構造の研削砥石によって外径および内径の高精度研磨が行われています。立型構造による重力方向の精度安定性と、マグネットチャックを活用した歪みのない固定方式が特徴であり、非常に高い真円度・同軸度・面粗度を実現できる設備です。
■ 縦軸研磨の特長
縦軸研磨とは、スピンドルを垂直方向に配置した立型構造で行う研磨方式です。一般的な横軸型研削盤と異なり、ワークをテーブル上に水平に固定...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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SUS304半導体製造装置向け高精度研削部品
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SUS304ステンレス材から完全削り出しで製作された外径Φ700mm・厚さ100mmの精密円盤部品です。半導体製造装置の重要部品として使用されるこの製品は、高平面度・高真円度・高剛性が求められるため、切削から研削仕上げまで徹底した精度管理のもとで加工されています。
仕上げ工程には、太陽工機製CNC立型複合研削盤「CVG-13」が使用され、内径・外径・端面研削を一台で完結。これにより、工程集約と高精度の両立が可能となり、半導体分野で求められるミクロンレベルの精度を安定して確保しています。
■ SUS304削り出し加工の特性と課題
本製品の素材であるSUS304は、耐食性・耐熱性...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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単独四つ爪でカムの高精度内径研磨
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本写真は、SCM435材を使用したカム部品の高精度研削加工を行っている現場を捉えたものです。外径が異形状となる特殊なカムワークを、単独四つ爪チャックで精密に把握し、内径研磨を実施している様子が確認できます。
カムは、機械要素の中でも動力伝達と運動制御を担う極めて重要な部品であり、その形状精度や表面品質は機械全体の性能を左右します。特に、外径異形状を持つカムの場合、偏芯形状による振れやバランスを抑えながら加工する高度な技術が要求されます。
■ SCM435材の特徴とカム加工への適用
本カムの素材であるSCM435(クロムモリブデン鋼)は、機械構造用合金鋼の中でも特にバランスの取れた...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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大型ワークにおける高精度外径・内径研磨
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本写真は、内径500mm、長さ800mmの大型円筒ワークを高精度で研磨加工している様子を示しています。使用されている研削盤は、TAISEI製の高剛性横軸円筒研磨機であり、重切削から鏡面仕上げまでを一台で行える構造を備えています。特に大型のロール、スリーブ、シャフトなど、精度と同軸度が要求される部品の研磨において、TAISEIの設備は高い信頼性を発揮します。写真中央に写っているワークは、外周部に多数の溝を持ち、外径と端面の両方に対して高精度な研磨が求められる形状です。
一般的にこのようなワーク形状では、縦軸研磨機による加工が行われることもありますが、今回の事例では横軸円筒研磨機を用いること...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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モーターコア金型の平面研磨による高精度・高精密加工技術
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モーターコア金型の加工において、平面研磨による高精度・高精密な仕上げ技術は、製品性能を左右する極めて重要な工程です。モーターコアは、電動モーターや発電機などの心臓部ともいえる部品であり、磁性体を積層した鉄心構造を形成するための金型は、寸法誤差・表面粗さ・平行度など、あらゆる要素において最高レベルの精度が求められます。特に、近年のEV(電気自動車)や精密モーター分野では、従来よりもさらに厳しい公差管理と表面品質が要求されており、高精度平面研磨技術の優劣が製品性能に直結する時代となっています。
■ モーターコア金型とは
モーターコア金型は、モーターの鉄心部分(コア)を打ち抜くためのプレ...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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長尺角パイプの高精度研削と歪み取り技術
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写真に写っているのは、Okamoto製のGRIND-Xシリーズ平面研削盤を使用して、長尺角パイプの歪み取りおよび平面研磨を行っている現場の様子です。機械加工の現場において、長尺かつ薄肉の角パイプは熱や応力による歪みが発生しやすく、寸法精度と平面度を両立させるためには、極めて高い加工技術と設備精度が求められます。本加工では、ワーク全長にわたって安定した接触と研削圧を維持し、ミクロン単位の精度での歪み取りと平面仕上げを実現しています。
■ 長尺角パイプの加工難易度と歪み発生要因
角パイプは一般的に構造材やフレーム材として多く使用されますが、長尺になるほど製造工程中や熱処理後、または溶接...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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内径研磨と端面溝外径研磨の高精度技術
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本写真は、工作機械を用いた内径研磨および端面溝の外径研磨の加工工程を示すものである。被削材は高精度な円筒部品であり、回転中心に対してミクロンオーダーの精度を要求される用途に使用される。このような高精度研削工程は、ベアリング部品、モーターシャフト、金型部品、精密ロール、さらには航空機用部品など、寸法公差が極めて厳しい製品の製造において不可欠である。
写真の中央では、被削材がチャックに高精度で固定され、外径部が高速回転している様子が確認できる。砥石側には内径研磨用の砥石ホイールが装着されており、内径面の精密研削を行っている。この工程では、被削材の内径面を鏡面に近い精度で仕上げることが目的であ...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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HAP40高精度部品|真空焼入れ+DLC処理
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この写真に写っている部品は、高速度工具鋼の中でも特に高い性能を誇る「HAP40(ハイス鋼)」を素材に用い、真空焼き入れ処理とDLCコーティング処理を施した高精度機械部品です。鮮やかな虹色の光沢を放つ表面は、DLCコーティング(Diamond-Like Carbon)特有の膜質によるもので、耐摩耗性・潤滑性・耐食性に優れた機能を発揮します。HAP40という素材特性と真空熱処理、さらに最先端のコーティング技術を組み合わせることで、極めて高い精度・強度・耐久性を実現しています。
■ HAP40とは ― 高速度工具鋼の中でも高性能な特殊材
HAP40は、日立金属(現:プロテリアル株式会社)...
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株式会社 石川研磨 (日本 愛知県)
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