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No.48332 Re: Re: 5881 5877 5876 剛体モードの固有振動数

2003-09-25 22:57 投稿者: ハッピー リンク:

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> > 剛体運動は,現実の現象でも起こることで,
> by よし☆彡さん
> 数値計算の過程で単に剛性マトリクスKの固有ベクトル(モード)と
> それに対する固有値(固有振動数)が計算されるだけです。
by 夢見る青年さん

固有モードとしての剛体モードは数値解析上生じてしまうだけのものと
勘違いしていたようですね、済みません。固有値解析を勉強し直します(^^;;。

No.48327 Re: Re: 5877 5876 剛体モードの固有振動数

2003-09-25 18:43 投稿者: 夢みる青年? リンク:

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> > 振動することは、現実の現象では起こらないと思います。
> > しかし、数値計算の過程で、なんで剛体モードが存在してしまうのかが?
> > (数式で考えると、ω^2がゼロになるということは、
> > 剛性マトリクスKもゼロになる必要があり、
> > このことから、対象物は剛体モードのでる方向に剛性を持たないことになる?)
> by FEM初心者さん
>
> 固有値は分解されるので,Kを剛性マトリクスという
> 集合体で考えると変ですよね.
>
> 剛体運動は,現実の現象でも起こることで,
> 一軸で考えれば振動を起こしていたバネ定数が0とは,
> 何の抵抗も無く自由運動できる状態,バネ定数が0に近ければ
> 100年ぐらい経てば振動するかもという程度で,
> 結局,実時間で見れば剛体運動だなぁ~と思えば良いのではないかなぁ
>

by よし☆彡さん

数値計算の過程で単に剛性マトリクスKの固有ベクトル(モード)と
それに対する固有値(固有振動数)が計算されるだけです。
実際の運動は、これらのモードの重ね合わせで表現されるので剛体運動
がない場合は剛体モード(ゼロに近い固有値に対する個有ベクトル)
からの寄与が存在しないだけです。
剛性マトリクスKがゼロになるのではなく単に剛体モードに対する
固有値が非常にゼロに近いだけです。 

間違えてましたら、訂正お願いします。

No.48326 Re: Re: 5859 5857 5853 計算力学技術者認定試験(!)

2003-09-25 18:16 投稿者: ぶぶ リンク:

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> > 主旨に賛同しつつ、見てみました。正直驚いています。
> by ぶぶさん
>
> よほど驚かれたのか3連発ですね(^^;;

1連発にしました。
確かに、前向きに、捉えねば。初級とは違うわけですね。
難しそう。
ハッピーさん、皆さん、ありがとうございます。

No.48316 Re: Re: 5877 5876 剛体モードの固有振動数

2003-09-25 12:30 投稿者: よし☆彡 リンク:

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> 振動することは、現実の現象では起こらないと思います。
> しかし、数値計算の過程で、なんで剛体モードが存在してしまうのかが?
> (数式で考えると、ω^2がゼロになるということは、
> 剛性マトリクスKもゼロになる必要があり、
> このことから、対象物は剛体モードのでる方向に剛性を持たないことになる?)
by FEM初心者さん

固有値は分解されるので,Kを剛性マトリクスという
集合体で考えると変ですよね.

剛体運動は,現実の現象でも起こることで,
一軸で考えれば振動を起こしていたバネ定数が0とは,
何の抵抗も無く自由運動できる状態,バネ定数が0に近ければ
100年ぐらい経てば振動するかもという程度で,
結局,実時間で見れば剛体運動だなぁ~と思えば良いのではないかなぁ

No.48310 Re: Re: 5876 剛体モードの固有振動数

2003-09-25 09:20 投稿者: FEM初心者 リンク:

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> > 剛体モードの固有振動数がゼロ(数値計算上は、ゼロに近い値)に
> > なるのは、なぜでしょうか?
> by FEM初心者さん
>
> そもそも剛体モードって何?と考えてみましょう。
> 「今、この部品はx方向の剛体モードで振動しています」というような
> ことが、現実の現象で起こるのかどうか。
>
>
by ハッピーさん

確かに、内部的に応力も発生せず、節点間で相対的な変形もなく、
振動することは、現実の現象では起こらないと思います。
しかし、数値計算の過程で、なんで剛体モードが存在してしまうのかが?
(数式で考えると、ω^2がゼロになるということは、
剛性マトリクスKもゼロになる必要があり、
このことから、対象物は剛体モードのでる方向に剛性を持たないことになる?)

No.48308 Re: Re: 5875 剛体モードの固有振動数

2003-09-25 01:23 投稿者: ハッピー リンク:

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> 剛体モードの固有振動数がゼロ(数値計算上は、ゼロに近い値)に
> なるのは、なぜでしょうか?
by FEM初心者さん

そもそも剛体モードって何?と考えてみましょう。
「今、この部品はx方向の剛体モードで振動しています」というような
ことが、現実の現象で起こるのかどうか。

No.48300 剛体モードの固有振動数

2003-09-24 20:05 投稿者: FEM初心者 リンク:

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久しぶりに書き込みをさせて頂きますが、
よろしくお願いします。

素人的な疑問なのですが、
剛体モードの固有振動数がゼロ(数値計算上は、ゼロに近い値)に
なるのは、なぜでしょうか?

No.48280 Re: Re: 5873 解析コストについて

2003-09-23 21:01 投稿者: ハッピー リンク:

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> 解析を依頼された場合のコストはどのように
> 決めたのでしょうか?
by hideさん

掲示板右上の検索機能で「受託計算」で探すといくつか出てきます。
基本は
・作業工数×時間単価
 解析のための客先との打合わせやレポート作成も含めますね。
・旅費、宿泊費も必要。
あと、営業費(注文を受けるまでの諸経費)、ソフト・ハード使用料など
人件費以外の費用を時間単価に上乗せ(含めてしまう)ないし別枠でしょうか。
勿論、利益をオンしないとね。
結局、社内の時間単価の倍くらいの「営業単価」になるかも。

No.48278 解析コストについて

2003-09-23 17:35 投稿者: hide リンク:

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解析を業務でやっておられる方にお聞きしたいのですが、
解析を依頼された場合のコストはどのように
決めたのでしょうか?
僕は金型の解析を行っています。
いままでは開発のために内部で使うことが多かったのですが
今度は対外的にも少しずつお金をもらっていくことになって
解析のコストを出すことになりました。
時間チャージで取ると、夜中に解析をかけて帰宅している間も
時間チャージに入ってしまい、何百時間になってすごい値段が
ついてしまいます。
よろしければどういった部分を金額にかえていってるのかなど
コストの取り方を教えてください。

No.48272 Re: Re: 5871 お返事ありがとうごさいます。

2003-09-23 16:46 投稿者: ピピ リンク:

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> d1Q2=I・dF1cosφ・dF2
>
> dF1 :微少面要素
> dF2 :球面上の面要素
> d1Q2 : dF1から出る放射エネルギのうち、dF2に到着する放射エネルギ量
> I :比例定数
> Φ :天頂角
by ゴンベエさん

この場合は、I:放射強度[W/(m^2・sr)]のはずですから、単位を理解すれば、自ずと
意味が分かるはずです。
もう一つ、固体面からの放射エネルギは、天頂角に依存するということも重要です。

この辺で勉強してみたら如何でしょう?
http://weblearningplaza.jst.go.jp/

伝熱工学の実用的な入門書としては、
北山直方著 「図解伝熱工学の学び方」 オーム社
がお勧めだと思います。


それから、熱拡散係数に関する情報ですが、物体の外表面の温度がステップ的に変化
した時、内部に伝わる温度波が時間:tに進む距離:Xは、だいたい X=√(2・a・t)
で見積もれば良いみたいです。
これだと感覚的につかみやすいですよね。

熱拡散係数↑ ⇒ 温度波の伝達速度↑ ⇒ 定常になりやすい

って感じで如何でしょうか?

No.48270 お返事ありがとうごさいます。

2003-09-23 12:47 投稿者: ゴンベエ リンク:

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ハッピーさん、ピピ さん お返事ありがとうごさいます。
これからも宜しくお願いします。
紹介を頂いたHPを参考に基礎から勉強したいと思います。

また質問になるのですが
輻射伝熱にたびたび出てくるランバートの法則(下式参照)について
”なぜ放射エネルギー量は微少面要素1と球面上の面要素2に比例するのか”が
判りません。理屈を教えて下さい。
また、参考となるHPがあれば教えて下さい。
<式>
d1Q2=I・dF1cosφ・dF2

dF1 :微少面要素
dF2 :球面上の面要素
d1Q2 : dF1から出る放射エネルギのうち、dF2に到着する放射エネルギ量
I :比例定数
Φ :天頂角

No.48269 Re: 5865 5854 材料物性について

2003-09-23 11:15 投稿者: KADO リンク:

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>> 吸音材ということで、樹脂を含んだフェルト材を熱圧縮成形した製品を
>> 扱っていまして、材料物性のDBの確立から始めている状態です。
>> あまり一般的でないもので、CAEの分野で扱われていないと思うのですが
>> いままでにこのような材料を扱っているものはあるのでしょうか?
>by KADOさん
>
>解析の内容(音場?衝突?振動?)、必要な物性値の種類を書かれた方が
>RESが付き易いと思いますよ。

>ハッピーさん
レスありがとうございます。
説明不足申し訳ありません。
確かに解析内容・必要物性等がわからない状態での回答はし辛いですもんね。

上記製品にて、振動解析を行おうとしています。
I-DEASにて設計を行い、解析もI-DEASを使っております。
必要な物性として、ヤング率・ポアソン比のデータベースの確立の必要があります。

扱っている材料が積層材ですので、基本的には線形解析では扱えないと思いますが
今の現状では、I-DEASでの解析で、今後CAEの必要性の見極めを検討しています。

実際のフェルト材は、成形前は30mm程度の厚みのあり、
平米面重量が600g/㎡・800g/㎡・1000g/㎡ある原反を
3~25mmの厚みに熱圧縮成形し製品化しています。

当然、厚み違いにより物性値が変わってきてしまいますので
必要な物性データとしては、かなり多くのものを扱わなくてはならないと思います。

現段階では、3・5・10・15・20mmの代表的な厚みの物性値で近似して扱いたいと考えています。

このような材料を扱っているのですが、振動や、形状変形の確認なのど解析には
適してしるのでしょうか。あまりサンプルや、実例が無いので
材料物性の測定依頼も難しくなっています。

No.48236 Re: Re: 5853 計算力学技術者認定試験

2003-09-21 22:48 投稿者: ハッピー リンク:

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> 昨年試行がありました、機械学会の試験の「正式実施」の案内がアップされています。
> http://www.jsme.or.jp/cee/cmnintei.htm
> 初心者の方にとって、まとまった勉強をする良い機会になると思います。
> 東京、大阪、九大の3地区開催となっています。
> 締め切りは9月末ですので、お早めにどうぞ。

実施概要をよく見ると「免除要件」というのがあって、
一定のFEMセミナーを受講済みの人、解析実務5年以上の方は技能講習(試験とは違うようです)は
受講しなくても良いようです。補足します。

No.48211 Re: Re: 5834 ADD.5831 コンぺ

2003-09-21 00:04 投稿者: ハッピー リンク:

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> そろそろ、KUSCOさんが恒例の設計コンペを掲載しそうです。
> 今年は絶対に優秀するぞ!
by ピンクのムカデさん

これですね↓
http://www.kusco.co.jp/user/compe.html
これならAnsys/EDでできるかもネ

No.48210 Re: Re: 5866 5863 5861 熱拡散係数について

2003-09-20 23:47 投稿者: ハッピー リンク:

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> 境界温度が変動し続けている場合には、ちょっとおかしな表現になるかも?
by ピピさん

題意を推し量ると問題にしなくても良いような...

No.48205 Re: Re: 5863 5861 熱拡散係数について

2003-09-20 18:16 投稿者: ピピ リンク:

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> > 伝熱解析で用いられる熱拡散係数は
> > ”値が大きければ、定常になりやすい”と理解しているのですが
> by ゴンベエさん
>
> 熱拡散係数はあまり意識したことがありませんが、
>  熱拡散係数=K/cρ (熱伝導率/比熱・密度)
> で、
> ・分母は熱容量=敏感、小さいほど熱しやすく冷めやすい=定常になりやすい
> ・分子は熱伝導=大きいほど熱の移動が早い、処理が早い=定常になりやすい
> で、「熱拡散係数は大きいほど定常になりやすい」でしょう。
by ハッピーさん

熱拡散係数は「温度伝導率」とも言われますよね。

熱伝導率:定常温度状態における熱の伝わりやすさ
温度伝導率:非定常温度状態における温度(熱)の伝わりやすさ
って感じでしょうかね?

境界温度がステップ的に変化してその後一定値を保つ場合などを考慮すると、
確かに「値が大きい方が、定常になりやすい」という表現でバッチリですが、
境界温度が変動し続けている場合には、ちょっとおかしな表現になるかも?

ハッピーさんご説明の様に、非定常熱伝導の場合は単純に温度勾配で熱の流れ
が生じるだけでなく、物体の温度を変化させるための熱容量も考慮しなくては
ならない。というのが物理的な意味だと思います。


余談ですが、同じステンレス鋼でも、オーステナイト系とマルテンサイト系で
熱拡散係数(温度伝導率)と線膨張係数がかなり違うんですよね。
どちらが精密加工に適しているか、その辺にも理由があったと思います。

No.48204 Re: Re: 5854 材料物性について

2003-09-20 16:12 投稿者: ハッピー リンク:

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> 吸音材ということで、樹脂を含んだフェルト材を熱圧縮成形した製品を
> 扱っていまして、材料物性のDBの確立から始めている状態です。
> あまり一般的でないもので、CAEの分野で扱われていないと思うのですが
> いままでにこのような材料を扱っているものはあるのでしょうか?
by KADOさん

解析の内容(音場?衝突?振動?)、必要な物性値の種類を書かれた方が
RESが付き易いと思いますよ。

No.48201 Re: 計算力学講演会@神戸

2003-09-20 11:07 投稿者: ハッピー リンク:

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まだ先の話ですが、今年の計算力学講演会は、兵庫県/神戸であります。
http://www.jsme.or.jp/0311220c.htm
例年の通り、土日に行われますので、行楽予定を立てられる時は、ご注意を!(^^;;
一昨年の北海道、昨年の鹿児島の中間を狙ったのでしょうか(笑)


> DYNAでは異方性弾塑性体を扱うことは不可能でしょうか?
by c-getさん

DYNAのマニュアルは会社なので調べられないのですが、
構成式に異方性がある材料なのですか?
それとも、材料は等方性だけど構造的に異方性があって(例えばリブがある)シェル要素で
単純化したいということなのでしょうか。興味本位でスミマセン。

No.48200 Re: Re: 5861 熱拡散係数について

2003-09-20 10:30 投稿者: ハッピー リンク:

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> 伝熱解析で用いられる熱拡散係数は
> ”値が大きければ、定常になりやすい”と理解しているのですが
by ゴンベエさん

熱拡散係数はあまり意識したことがありませんが、
 熱拡散係数=K/cρ (熱伝導率/比熱・密度)
で、
・分母は熱容量=敏感、小さいほど熱しやすく冷めやすい=定常になりやすい
・分子は熱伝導=大きいほど熱の移動が早い、処理が早い=定常になりやすい
で、「熱拡散係数は大きいほど定常になりやすい」でしょう。
エクセルを使って勉強するコーナーがありました↓
http://www.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~sakai/visual/3/index30.htm

No.48194 異方性弾塑性体

2003-09-19 20:30 投稿者: c-get リンク:

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はじめまして。c-getと申します。

今回始めてLS-DYNAを用いて計算をはじめようとしています。
今回のモデルは異方性弾塑性体を扱いたいと思いますがマニュアル等を見てもないような気がします。
DYNAでは異方性弾塑性体を扱うことは不可能でしょうか?
お分かりいただけたらお教えください。よろしくお願いします。

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