> はじめまして。
> 現在「樹脂」について書かれているいろいろな本を読んで
> いるところなのですが、
> 「分子量」と「結晶性」は関係あるのでしょうか?
>
> 読んでいる本の中には、このふたつを関連させる記述はないのですが、
> それぞれの特性をみると、単純に
> 「高分子=結晶性」「低分子=非結晶性」なのかな?と思いまして…
>
> よろしくお願いします。
私も結晶化度とかの詳しいところまでは理解していませんが
少なくとも「高分子=結晶性」「低分子=非結晶性」の関係
は無いと言えるんじゃないでしょうか。
「結晶性」とか「非晶性」というのは樹脂そのものの特性(構造上)
によるものと認識しています。
ex) PP,PE:結晶性 PVC,PMMA:非晶性というような。
確かに,A-PETとかは,冷却条件によって非晶性のような振る舞いを
しますが、基本は結晶性樹脂の部類だと思います。
分子量によって結晶化度が変わったりするかもしれませんが
同一樹脂で分子量により結晶性-非晶性間を移り変わることは
ないと思います。多分。