海外企業とどうやって信頼関係をつくる?! (2)

前回に引き続き、生産拠点の海外移転ではなく、海外に販売先を求める場合や、よい品質のものを調達したい場合には、実際のところ、どのようなことに気をつけたらいいのか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

Mfair工場見学


海外でよくある質問


Q:相手の本当の技術力を知ることはできるのですか。

A:できますが、それはあなたの知識と経験、情報を引き出すテクニック次第です。


Q:検品や支払いなどの商習慣の違いが不安です。正直なところ、日系企業でないと取引できないと感じますが、もし、ローカル企業から商談を申し込まれた場合には、何を確認したらいいのでしょうか。

A:まずは、相手企業と製品に興味があるかどうかを判断してください。
興味があれば、WEBサイトがあるのか、製品写真はあるか、取引先はどこか。興味があれば、財務情報も調べられると一番良いです。
興味がない、ニーズが合わないなら、お互い時間の無駄なので、断りましょう。

→ 信用調査を活用するのも1つの方法です。もっと詳しく「調査ページ」へ


Q:出展企業と安全な取引をうるために、主催者はどこまで責任を持ってくれるのでしょうか。

A:基本的には信用できる参加者を集めるという形で、安全な取引を実現する努力を行っています。出展企業であれば、出展申込時のチェックはもちろんですが、事前の情報登録を義務化しており、かつ登録された情報を公開することで、参加企業の信用性を高めています。
また不正な商談を行おうとする来場者(と呼んでいいかわかりませんが)は排除します


Q:資料を英語で揃えるのが難しいのですがどうしたらいいですか。

A:正直なところ、Webサイトへの両言語登録もかなりの負担です。
必要だと判断されたのなら、難しくても、負担があっても実行するしかないです。
翻訳については、有料のサービスを用意していますので、利用をご検討ください。

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弊社主催の商談会の場合、WEBサイト上の情報は、まだ出会えていない顧客候補へに自社の魅力を伝える事の出来るツールです。商談会当日の商談が、「初めまして、弊社は・・・」ではなく「では〇〇についてですが」で始まるように仕込みができるように、できる限りの情報を入れてください。



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