No.83990 mean normal stress
2011-07-13 12:56 投稿者: かとちゃん リンク:
削除キー (?)
初歩的な質問で恐縮です。 解析で出力する応力種について、いつもはmean normal stressを設定しています。 解析内容は鋼の非線形解析です。前任からこれで設定していると聞いて、その 様にしているのですが、応力集中に関する解析を調べていたらvon misess stress を使用している旨の記述がありました。調べてみると mean normal stress σm=1/3(σ1+σ2+σ3)3軸応力の平均 von misess stress σvm=√1/2{(σ1-σ2)^2+(σ2-σ3)^2+(σ3-σ1)^2} (説明では3軸の1軸換算?) となっていました。 金型にかかる応力評価とか材料にかかる応力とかを見る場合(目的は型寿命 、材料割れ評価)はどの応力種を扱えばいいのでしょうか? (当然、この種は理解した上で解析しないといけないのですが。。。) 非常に抽象的な質問で恐縮ですが、アドバイス等ありましたらお願い致します。
No.84035 Re: Re: mean normal stress
2011-07-28 12:42 投稿者: かとちゃん リンク:
> > 金型は専門外ですが、だれも返信がないので知っていることだけ記します。 > > 破壊を評価するときは、まず実物の破壊モード(破壊の状態)を確認して、 > その破壊の状態が説明つきそうな応力の種類(またはひずみの種類であったりエネルギーだったりする場合もあります)を判断しています。 > > 一般的には破壊が脆性であれば最大主応力、延性であればVon Mises応力を使いますが、 > 必ずしもこれでよいとは限りません。 > ご回答頂きありがとうございました。 上記を参考にして頂きいろいろ調べてみましたが、実情はこの事象には この応力という明確な指針はなさそうで、結果の出力設定の際に色々な応力を 選択しておき、従来モデルと改善モデルとを応力種をいろいろ変えてながら 相対比較して差を見つけていく流れのようでした。
No.83999 Re: mean normal stress
2011-07-19 00:46 投稿者: tsunodako リンク:
金型は専門外ですが、だれも返信がないので知っていることだけ記します。 破壊を評価するときは、まず実物の破壊モード(破壊の状態)を確認して、 その破壊の状態が説明つきそうな応力の種類(またはひずみの種類であったりエネルギーだったりする場合もあります)を判断しています。 一般的には破壊が脆性であれば最大主応力、延性であればVon Mises応力を使いますが、 必ずしもこれでよいとは限りません。 たぶん前任者がmean normal stress使われていると言うことであれば、それが強度と強い関連があるという情報があったからという可能性が高いと思いますので、 前任者に聞かれるか、聞けない事情がある場合には例えば使用ソフトのベンダーも情報を持っているかもしれません。 特に疲労破壊が絡んでくると、どの応力(もしくはひずみなど)を強度基準に使うか難しく、業界や会社で持っているノウハウになっていることも多いと思います。
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