特集1 | 町工場から世界的企業へ~ホンダの軌跡~町工場から世界的企業への進化~ |
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特集2 | 夢を持ち続けること人と共存するロボットASIMO開発者重美聡史氏のインタビュー |
連載 | Thinkers vol.1 教育現場が生む「モノづくり感性」について考える |
経営者インタビュー | 厳選!日本のモノづくりを支える13人のトップリーダー |
ホンダは自動車メーカーとしては、日本最後発である。そんなホンダが今日HONDAとして世界中で多くの人々の支持を得ている。一介の町工場から、今では売上10兆円、従業員数は14万人を抱える巨大企業へと成長した。なぜホンダが町工場から世界的企業へと進化することができたのか。それは、ホンダスピリットという独自のDNAが、ホンダの中に脈々と受け継がれてきたからに他ならない。その源流とも言うべき、創業者本田宗一郎の語録、そしてホンダの足跡をひも解いて、ホンダスピリットを解剖してみた。
世界初の本格的な二足歩行ロボット「ASIMO」ホンダのロボット開発は、1986年から秘密裏に行われていた。正式に開発が発表されたのは96年のこと。発表時の段階で、大学研究室などの水準をはるかにしのぐ人間型自律二足歩行ロボットであったことから、世界のロボット研究者が仰天することとなった。またASIMOの開発の裏には、日本の中小製造業が持つ小型化、軽量化などの高い技術力の貢献ががあったという。開発責任者の重見聡史氏に聞いてみた。
大阪工業大学教授 能勢 豊一 × 第一プラスチック 株式会社代表取締役社長 松田 雄一郎