特集:JIMTOF2022

安田工業株式会社

安田工業株式会社

Be y ond t he f u t ure w i t h YA SDA(YASDAで未来を超える)をスローガンにJ I M T O F2022に挑む安田工業株式会社。今年は、5軸の新機種「Y BMVi50」、高精度縦型ベストセラーの新機種「YBM 640V」の2台と、ベストセラーシリーズYMC 650+RT20による自動化提案、さらに多数個・長時間・無人稼働を目的とする「PX30i」(323本マガジン、33面パレット付き)を出展予定だ。代表取締役社長である安田氏の意気込みも強い。「ヨーロッパのAMB(欧州)、シカゴショーに続き、いよいよ日本での展示会です。まずはダイキャスト金型を中心にEV化の流れで5軸加工機の新機種を開発しました。また、ベストセラーのYBM 640Vの新バージョンは、若いエンジニアにも利用していただけるようデザインも一新しました」。

本展示会では、多くの工作機械メーカーがDXをテーマに掲げている。安田工業では、高精度なものづくりを安定的に自働化、省力化することを目標とした。オペレーターが介在するのではなく、機械で安定した高精度加工を持続する。夜間の長時間運転において、i-CAL制御(自動測定して、補正を行う)を用いた安定生産はその一例である。「弊社では、工作機械での生産の高精度と安定性を提供します。現在の工作機械は、加工条件、工具、刃物、油、自動化、機械の置かれる環境など条件設定が複雑化しています。そのためのノウハウを提案することを目標にし、高精度加工のサービス全体を提案できることが強みです。テストカットを通じ、お客様のエンジニアと弊社のエンジニアが共通の課題を解決していく。例えば『新しい素材』『五軸』というテーマで、微細加工への解決方法が作られていきます。ハード+ソフト、プログラム、工具など、お客様と共に最も良い方法を提案していくでしょう」。

今後、日本製造業がかつての大量生産から少量多品種の生産に移行した時、高精度加工がますます重要になっていく。例えば、切削時間が多い航空機部品はプログラムによる加工速度の違いが出るため、CAMメーカーや工具メーカーとコラボレーションしながら高精度と安定性を追求することになる。

「高精度加工という軸があり、ニーズは確実に高まっている」と安田氏は言う。「3軸から5軸になり、より付加価値の高い仕事に向かっていくのが日本製造業の生き残りの方策でしょう。弊社のマシニングセンターは汎用性も高いので、高精度マシニングセンターとして利用したり、精密金型加工や治具ボーラーとして加工することも可能です。守備範囲の広い高精度加工機としてご利用いただけたら幸いです」。Made in JAPANの工作機械の最高峰を目指し、安田工業の挑戦は続く。

安田工業株式会社

本社

〒719-0303 岡山県浅口郡里庄町浜中1160

TEL

0865-64-2511

URL

https://www.yasda.co.jp/

 

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