「日中ものづくり商談会＠上海2013」レポート

今年も成功裏に閉幕。来場者8,500人、商談件数18,000件


　　

2013年9月11日、12日の2日間にわたり、上海世貿商城（上海マート）にて、日中両国の製造業マッチングを行うファクトリーネットワークチャイナ（FNA）が主催する『日中ものづくり商談会＠2013』を開催いたしました。今回で16回目となった本商談会は、日本各地の有力銀行および自治体など41団体に共催としてご協力いただき、過去最大規模での開催となりました。出展企業数は、昨年比21社増の603社、639ブース。来場社数は5,100社、来場者数は8,500人でした。

例年同様、新たなビジネスパートナーとの出会いを求める日中両国の企業によって、初日は出展企業同士の事前マッチングによる商談、2日目は出展企業と一般来場企業との商談が行われました。販路拡大を目指す自社製品の紹介や、部品・材料の調達・販売、また加工技術の確認など、2日間にわたり会場はたいへんな熱気に包まれました。また、初日には、上海市副市長周波氏が視察に訪れ、ますます密接な関係を築く日中製造業各社の展示品を熱心にご覧になりました。

今回は昨年に比べフロア面積が1.5倍となり、去年までの4階に加えて、3階の半分も会場となりました。ここ数年で、飛躍的に出展品目も多様化したため、今年は会場内を、材料・素材、部品、表面処理・材料技術、総合、設計・組立・実装、自動化設備、機械・ASSY品、ソリューションと大きく８つのエリアに分け、効率的に展示・ご覧いただけるレイアウトにいたしました。最も出展社数が多かったのは部品のエリアで、全体の約半数を占めました。また、商談会全体における今年の商談件数は、昨年より500件多い18,000件にのぼりました。

　

ものづくり商談会は単なる展示会にとどまらず、商談のマッチングにまで踏み込んだ商談会として定評をいただております。私どもも回を重ね、マッチングの精度が向上しており、その結果、出展企業様からは、「商談意欲の高い企業が集まるため、具体的な見積にまで話を進めることができた案件もあり、短期間で効果的な商談ができた」という評価をいただきました。

また、本年はFNAブースにて、新しくなったFNA会員プランの入会andアップグレードキャンペーン実施し、多くの会員企業様にご好評をいただきました。

本年は、11月21日-23日には、華南地域で『FBC広東2013（日中ものづくり商談会）』を開催する予定です。昨年の深圳での開催に比べ、規模も拡大する予定です。これからもますます出展企業にご満足いただけるよう努め、みなさまのご理解とご協力のもとに、当商談会も年々その規模を拡大してまいります。

最後になりましたが、今回も商談会を無事に終了することができましたことを、共催社の皆様、並びにご出展企業様、ご来場企業様に心より御礼申し上げます。
 

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