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No.77598 樹脂の熱膨張・収縮に関して、教えて下さい。

2008-03-27 19:53 投稿者: su リンク:

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樹脂の板で考えた場合、熱による膨張と収縮ではどちらの方が
大きく寸法変化するのでしょうか?例えば常温25℃で測定した寸法と
低高温に各々60℃のふった状態で、寸法を測定した時の寸法変化比率
に差はあるのでしょうか?

No.77638 Re: Re: 9054 樹脂の熱膨張・収縮に関して、教えて下さい。

2008-03-31 22:19 投稿者: よみびとしらず リンク:

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樹脂の「収縮」は残留応力の緩和と結晶化度の上昇による体積変化によって起こります。
「収縮」による寸法に与える影響は樹脂の種類や成形条件によっても異なるのですが、通常、線膨張係数より大きい。
しかし、一度充分に「収縮」してしまえば、その後は線膨張係数による寸法変化のみとなります。

No.77621 Re: Re: 9054 樹脂の熱膨張・収縮に関して、教えて下さい。

2008-03-30 15:57 投稿者: mebaru リンク:

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> 樹脂の板で考えた場合、熱による膨張と収縮ではどちらの方が
> 大きく寸法変化するのでしょうか?例えば常温25℃で測定した寸法と
> 低高温に各々60℃のふった状態で、寸法を測定した時の寸法変化比率
> に差はあるのでしょうか?

 材料のTg以下であれば熱膨張係数はほぼ一定の値なので、膨張、収縮と
 もほとんど同じ量になると考えられます。但し、温度を上げる場合の変化
 熱膨張だけでなく、成形時の残留応力の緩和と結晶化の進行(半結晶性の
 樹脂の場合)が同時に生じ、これらは寸法収縮が伴うので高温側のほうが
 変化幅が少なくでる場合が多くなります。その場合は元の温度に戻した
 時に、元の寸法には戻らないことになります。

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