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管理人:管理人

No.68650 エラストマーについて

2006-11-06 23:59 投稿者: 教えてください リンク:

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合成ゴム=エラストマーでよいのですか?それと熱可塑性エラストマーならどんな物でも、汎用の射出成形機で成形できますか?よろしくお願いします。

No.69190 Re: Re: 7257 エラストマーについて

2006-12-07 14:21 投稿者: (T.T) リンク:

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ゴム用の射出成形機はありますので、合成ゴム(天然も)射出成形は
可能です。但し熱可塑の成形機と比較してどこがどう違うかはよく分
かりません。外見上は材料供給部でしょうか。

射出成形のメリットとしてはシリンダ内で加硫しない程度に予熱され
ているため、常温から加硫温度まで上げるコンプレッション成形より
成形サイクルが短いという利点がありますがイニシャルコストが高い
為、主に大量生産向きです。


ご指摘のシリンダ内での加硫は成形停止後、常温でもわずかずつ進行
する為、シリンダを分解して材料を除去するか、短期間であれば加硫
材を添加しない未加硫ゴムでパージ・置換を行うようです。

No.68832 Re: Re: 7257 エラストマーについて

2006-11-17 10:53 投稿者: HM-CFRP リンク:

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> 合成ゴム=エラストマーでよいのですか?それと熱可塑性エラストマーならどんな物でも、汎用の射出成形機で成形できますか?よろしくお願いします。

完全に"="とは言えません。ゴムである限り、天然ゴムもエラストマーです。

文面を読むに、合成ゴムは射出成形できるか?ということだと考えますが、
間違っていたら、以下の文章は読み飛ばしてください。

熱可塑性エラストマーには未加硫で加硫ゴム並みの特性を示し、
かつ熱可塑性樹脂のような熱的特性を示すことが要求されます。
このような特性のため、熱可塑性エラストマーは射出成形が可能になっています。

加硫成形を行うゴムは射出成形は不可です。
仮に行ったとすると、シリンダ内で原料が加硫して固まってしまい、
成形機を分解しないと、原料が出てこなくなります。

また、熱可塑性エラストマーの射出成形の際には、
射出成形グレードを選ぶ必要があります。
押出成形グレードと射出成形グレードでは樹脂の流れが違うため、
押出グレードで射出成形を行っても、大抵上手くいきません。

No.68689 Re: Re: 7257 エラストマーについて

2006-11-08 15:02 投稿者: 元釜 リンク:

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> 合成ゴム=エラストマーでよいのですか?それと熱可塑性エラストマーならどんな物でも、汎用の射出成形機で成形できますか?よろしくお願いします。

熱可塑性エラストマーは硬度の高いものは容易に成形できますが、やわらかいものは
スプルや製品の抜けが悪く、突き出しも困難なので気をつける必要があります。
また成形条件(特に保圧の掛け方)にもノウハウが多少あるみたいです。

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