＞kj様
自分ではABSが最適と考えておりましたのでそれで指定をすることにしました。（透明+強度＝＞アクリルかポリカーボネートしかないと考えておりましたので…）

＞何でも博士様
具体的な例は大変参考になり助かります。

情報有難うございました。

樹脂の成形を業務としている現場では、顧客様とは次のような
やり取りをしています。ご参考までに。

（概略）

１、色の指定色の提示を受ける。
　　　　記号での指定
　　　　紙に印刷されたものをいただく
　　　　他の樹脂製品のサンプルをいただく　など
１、それに基づきカラープレートを作る。
　　　　カラープレートは、いわゆる標準・上限・下限の三色を提示する
　　　　それを顧客様に提示して、最終標準色を決める
　　　　その最終標準色で、また上限・下限を決めておく

以上の過程を経て、事後のトラブルの発生を防いでいます。
　　　　

本題とは関係ありませんが。。。

ＡＢＳの透明ありますよ。洗濯機の透明ふたなども多くはそうです。
正確には，アクリル酸エステル等とのコポリマーですが，ゴムの屈折率と，
まわりの海の部分の屈折率を合わせてあるので，光が散乱せずに透明となります。
アクリロニトリルを含むものを透明ＡＢＳ，含まないもので透明ＨＩＰＳと
区別されていますが，一般のＡＢＳとＨＩＰＳの差ほど大差はありません。

SUMI様、回答ありがとうございます。


>－→ 半透明色は紙への印刷見本ではできないですし、測定値（Ｌａｂ、透過率、ヘーズ値等）で表す事もできなくは無いですが、トラブルの元なので近似の樹脂板や成形品そのものを見本とするのがBESTでしょう。


　やはり「現物」が実用に足る方法なんですね。製造側にサンプルがあるものから選択or変更という形で指示したいと思います。
なにせクライアント自体もルーキーなもので…（汗


>－→ 他に日本塗料工業会の色見本もよく使います。 マンセルの色見本と言うのもありますが、あまり使いません。 マンセルのｘｘ－ｙｙと言う風に数値で指定して来るところもあります。


　比較的良く使う（通りがよい）準標準っぽいものが知りたかったので助かります。以前いた会社にはどこかの色見本の樹脂のチップ(10mm幅程度の板状)のセットがありました。あまり役立ってなかったようですが。今はフリーなもので手元にない&軽自動車並の値段だった記憶があるのでアキラメですが、
日本塗装工業会のカラーカードが経費の範囲で買える値段なら購入してみます。他のIDにも当然使えるでしょうし…


>ただ、プラスチックの色はある程度の”深さ”を持って発色していますので、紙の上に印刷するような高彩度(鮮やかクッキリ）の色が出しにくく、逆に半透明や深>みのあるメタリックといった印刷では出せない質感を表現できると言うような違いがあります。


　そうですね。なので結局サンプル、テストショットで対応するしかないのかと予想しつつ、工業的に確立したマッチングシステムがあるかもしれないと思い質問した次第です。


>－→ プラスチックにはＡＢＳやＰＰの様に不透明(半透明）の物もありますので、基材の樹脂が透明でないとでない様な色はこれらの樹脂では実現困難な事もあります。


　サンプル一杯もってる工場であることを祈るだけです（笑
やはりABSの透明はないですか…。`B`のせいで当然無理なんでしょうけど（笑

どうも有難うございました。

> 試作品の色指定を聞かれましたが、どうしたものか困っていす。
> 色は（多分難しい部類なのでしょうが）半透明です。
－→　半透明色は紙への印刷見本ではできないですし、測定値（Ｌａｂ、透過率、ヘーズ値等）で表す事もできなくは無いですが、トラブルの元なので近似の樹脂板や成形品そのものを見本とするのがBESTでしょう。

> ABS版のプレス成型(?)品ではサンプル(板)から選択したのですが、
> 樹脂成型の業界で使われる色の規格などはあるのでしょうか？
> （印刷のDICやPANTONE、あるいはCMYKのような）
－→　他に日本塗料工業会の色見本もよく使います。　マンセルの色見本と言うのもありますが、あまり使いません。　マンセルのｘｘ－ｙｙと言う風に数値で指定して来るところもあります。
　　ただ、プラスチックの色はある程度の”深さ”を持って発色していますので、紙の上に印刷するような高彩度(鮮やかクッキリ）の色が出しにくく、逆に半透明や深みのあるメタリックといった印刷では出せない質感を表現できると言うような違いがあります。

> 透明なペレットと顔料(染料)のペレットを混ぜて使う程度は理解しています。
－→　プラスチックにはＡＢＳやＰＰの様に不透明(半透明）の物もありますので、基材の樹脂が透明でないとでない様な色はこれらの樹脂では実現困難な事もあります。