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プラスチック掲示板

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管理人:管理人

No.40513 プラスチックにUV照射すると

2002-12-26 18:01 投稿者: guu リンク:

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ぬれ性をよくするためにUV照射という方法がありますが、時間が経過すると完全では
ありませんが元に戻る性質はありませんか?もし、そのメカニズムをご存知でしたら
教えてください。

No.40799 Re: Re: 2336 プラスチックにUV照射すると

2003-01-10 12:02 投稿者: guu リンク:

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返信ありがとうございます。

っということは、紫外線をあてたことで、表面が凸凹になるという
直接的な関係はないと解釈してかまわないのでしょうか?

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> ぬれ性をよくするためにUV照射という方法がありますが、時間が経過すると完全では
> ありませんが元に戻る性質はありませんか?もし、そのメカニズムをご存知でしたら
> 教えてください。

> UV洗浄で調べたところ・・・・・

そもそも、UV洗浄とは、半導体製造ラインなどで、有機物の不純物を除去するため、
UVで処理して、親水性を高めることで、洗浄されやすくすることと理解しております。

> プラスチック表面が凸凹になる
[UV照射] とは離れるかもしれませんが、昼と夜とで温度差があるため、膨張収縮ストレスが
生じます。物理的にこのストレスに耐えられないなら脱落するので、表面が凸凹になることはあるでしょう。
ノッチ効果で、強度が落ちることになりましょう。

No.40709 Re: ありがとうございます

2003-01-07 16:56 投稿者: guu リンク:

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返信を頂きありがとうございます。
もう一つ教えてください。

UV洗浄で調べたところ、官能基をつくには、紫外線185nmが大気中の酸素に吸収されてオゾンが発生し、
そのオゾンが紫外線254nmが吸収して酸素原子となり、その酸素原子が作用して
いると書いてありました。っということは、紫外線やオゾンが直接作用しているわけでは
ないということでしょうか?

また、もとに戻るということは、プラスチック表面が凸凹になるわけではないのでしょうか?
でも、脆くなるということは多少は表面の影響があるのでしょうか?

わかりづらい文章で申し訳ありません。

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> ぬれ性をよくするためにUV照射という方法がありますが、
> 時間が経過すると完全では
> ありませんが元に戻る性質はありませんか?

屋外で、太陽光線の紫外線の作用を気にしている者から一言!
 
まずUVの説明として、天然紫外線には UV-A、UV-Bがあります。
  人工的に 表面を活性化させるためには、UV-C
(285nm より短い波長)を照射します。 
 
 官能基を活性化させたあと、一部は 回りの空気中の酸素や水と反応し、
ほおっておくと、場合によっては劣化しやすい(脆くなる、変色する)などの
不具合が発生しますので、手早くワークを次の工程で処理するべきと考えます。
 

No.40674 Re: Re: 2336 プラスチックにUV照射すると

2003-01-06 17:03 投稿者: K.A リンク:

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UV照射は塗料などとの付着力向上を目的に良く使ったりしますね。
あれは表面と塗膜の間になるべく強力な結合力を形成させることを
目的にしているんです。結合力の中で最も強い化学結合、つまり
共有結合をつくるには表面に塗料との反応可能な官能基の存在が
必要です。その官能基を作るために化学処理技術、プラズマ処理
、UV処理などするわけです。
共有結合とまでいかなくても、水素結合などが形成されればかなり
付着力の向上が期待できます。よって水素結合可能な官能基、-OH基
、-COOH基など作る方法もあります。酸化力の強い薬品による処理、
物理的処理としてはコロナ放電処理、そしてUV照射などです。

こうしてできた官能基は、ご存知の通り放っておくとすぐ周りと反応
してしまうわけです。これが徐々に起こって最終的には元に近い状態
に戻るんでしょうか。

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