No.39457 生分解性プラスティックの展望について
2002-11-14 19:29 投稿者: トロ リンク:
削除キー (?)
以前、新聞等で見かけたのですが、 生分解性プラスティックという、 自然界の微生物によって分解されるプラスティックがある という事だそうですが、 今現在、どの程度世間に出回っているのでしょうか? とりあえず知っている範囲ではソニーが 生分解性プラスティックを用いたウォークマンを作っているそうですが、 他にメーカーが作っている製品で生分解性プラスティックを用いている物が あれば御教示願いたいと思います。 他にも コスト 用途 等 通常のプラスティックと比べて違う点等 ご存知の方いらっしゃいましたら御教示願います。 素人意見で申し訳ないのですが、 宜しくお願い致します。
No.39521 Re: 2226 生分解性プラスティックの展望について
2002-11-18 00:20 投稿者: 総トン数8000トン リンク:
コスト キロ当り600~1500円 分解速度 一定条件(土中へ埋没・バクテリア量)で2年から5年で完全分解 空中では殆ど分解されないようです。 質感としてはインパクPSに近いような感じがします。 現在農業分野への活用を見こみ、試作段階に入っております。 素材に関してはかなりギャンブル的な選定を強いられているのも事実。 まだ、ハッキリとした分解性能(成形品になった場合の)が判明していませんので 多材種にて埋没試験中です。
No.39479 Re: 2226 生分解性プラスティックの展望について
2002-11-15 11:00 投稿者: K.A リンク:
釣りに行くとそこらに釣り糸が散らかってるのをよく目にします。 鳥がひかかったり、魚が誤って飲み込んだり、もちろん海の汚染に もなります。そういったところで生分解性プラスチックは期待され、 実際に活躍しています。他にも農業用フィルム、苗のポット、包装用フィルム、 あと良く目にするのはゴミ袋、文具といったところでしょうか。 あとは生体との馴染みが良いということもあって、手術用の縫合糸、 骨折固定材にも期待されています(実際に使用していたかも)。 生分解性プラスチックというと「とうもろこし」ていうイメージがあり ません?でも微生物がつくる物(バイオポリエステルなど)や化学合成 だってつくれるものもあるんです(脂肪酸ポリエステルなど)。 さらに研究が進むとおもしろいですね。 コストは残念ながら高め…しかし利用が増えれば、安くなっていくはず です!小さい頃学校から手紙をつけた風船をみんなで飛ばすっていう 企画がありましたが、何週間も近所に散らかった拾われない風船をみて 子供ながらに良くないイメージを持ったのを覚えています。 これからの子には生分解性の風船で気にせず思いっきり飛ばさせて あげたいですね。
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