研究員さん、ありがとうございました。
機械加工掲示板にも書きましたが、なにやらアルゴン溶接の治具らしいのです。
PTFEの土台にこれまたPTFE0.2ｍｍのヒダをアルゴンガス滞留の為に取り付けて、溶接部に近い所はどんどん消耗してしまうので、付け直しの為に接着したいそうなのです。
他に代用品なかったのですかね。

教えていただいたことを伝えて、材質変更等、再検討してみます。
どうも、ありがとうございました。　m(__)m

はじめまして

お困りの件で、判る範囲内でカキコさせていただきます。

> 表題の件ですけど、今、ウチの社内でフッ素樹脂の接着に困っています。
> フッ素樹脂だと決め付けていますが、堅さはＭＣナイロン程で真っ白けっけ、
> 持ち込んだお客が言うには純フッ素だとか・・・（焼いたらヤバイ？！）

直火(300℃以上)で焼くのはまずいですね。有毒な分解ガスが出る可能性があります。

> 普段は鋼ばかり扱っていますので、いまいち扱いが分かりません。
> 使用環境は、２００℃～５００℃ほどの雰囲気の中で、ミストかなにかで
> 冷却しながら使うそうです。

フッソ樹脂には、PTFE・PFA・FEP・ETFEなど様々な種類の樹脂があります。
最も耐熱性の高いPTFE・PFAでも最高使用温度は260℃です。
つまりこれ以上の温度での使用はかなり難しいということになります。
500℃では炭化してしまいますので注意が必要です。

> どなたか接着法、及び、処理の仕方等、ご教授下さい。

接着方法ですが、基本的にフッソ樹脂に接着剤は使用できません。
というのも、フッソ樹脂は非粘着性が高いために接着剤がはがれてしまうからです。

しかし全く接着法がないわけではなく、「テトラエッチ」という表面処理剤を用いることで接着剤が使用できます。
接着剤としては、エポキシ系のものが良いようです。

結構高温で使用されるようなので、対応接着剤が限定されると思われます。
高温で使用されるのであれば、フッソ樹脂コーティングが良いのではないかと思います。

なんらかのお役に立てたら幸いです。