No.77906 切削と工具の磨耗について
2008-05-10 12:27 投稿者: つかさ リンク:
削除キー (?)
工具を使って加工物を加工していますと、『きりこ』が出ます。 それが工具に付着しその付着した状態でまた加工を繰り返すとなぜ工具の破損を招く原因にのなるんですか? 教えてください。お願いします。
No.77932 Re: 6619 切削と工具の磨耗について
2008-05-13 08:30 投稿者: CEのユーザー リンク: http://www011.upp.so-net.ne.jp/fiji/
もう一つ、 構成刃先という現象もあります。 切子の一部が刃先に溶着して刃先の一部になるため実質的に刃先が鈍くなることで切削抵抗が増加して刃先温度が上昇して強度の低下を招きます。
No.77926 Re: 6619 切削と工具の磨耗について
2008-05-12 09:29 投稿者: CEのユーザー リンク: http://www011.upp.so-net.ne.jp/fiji/
鋼材には加工硬化と呼ばれる現象があり加工時の熱と機械的変形応力によって硬くなり、 きり子は生の素材より硬くなっているので刃先にかみこむと刃が欠けます。
No.77912 Re: 6619 切削と工具の磨耗について
2008-05-10 17:50 投稿者: きりん リンク:
私はチップで切削(旋盤で)した場合をお答えしましょう。 ズバリ熱ではないでしょうか。チップに切粉が付着したままだと エアーなり油なりが熱を持ったチップの先端に十分届かないですよね。 それが早い磨耗やカケの原因になります。それから穴加工だったりすると たまった切粉も一緒に回転しようとしますからチップの先端に それが当たりカケの原因になります。
No.77909 Re: 6619 切削と工具の磨耗について
2008-05-10 15:44 投稿者: CEのユーザー リンク: http://www011.upp.so-net.ne.jp/fiji/
工具と言っても千差万別ですが、 ここは端を簡単にする為にドリルを考えてみましょう。 明けの時には当然切子が出る訳ですがそれを放っておくと、 ドリルの回転と共に回転ししてやがて ドリルと穴の隙間に入り楔状にはまり回転を止めますが、 根元はモーターからの力で回転するのでやがてねじれに耐え切れずに折れる。 工具よってその状況は全く異なります。 工具先端の刃先の磨耗が進み抵抗が大きくなって折れることもあります。
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