No.42409 「金型の職人技法則化」
2003-03-06 23:48 投稿者: スズムシ リンク:
削除キー (?)
東京農工大の桑原助教授らのグループは金型作りの職人技をコンピューターで精密に模擬することに成功した。 構造が複雑で経験と勘が頼りとされている深絞り加工用の金型が設計できた。 後継者不足で金型製作の技能が失われるのを防ぐ役割も期待できる。 メーカーなどと協力、実際に金型を試作して有用性を検証したいという。 光ファイバーケーブルの接続に使う部品の製作を、金属材料の加工の 予測に使うシュミレーションソフトとを使って実験した。 コンピューターで試行錯誤を繰り返すうちに金型設計に必要な法則が見つかった。 金型の穴の周囲に付ける滑らかさや、金型と金属板の摩耗、一回の工程で変形する量など、ベテランの職人が体得した法則を数字で表せる可能性があるという。 研究は神奈川科学技術アカデミー(KAST)の地域結集型共同研究事業の一環。 (日経産業新聞 2月24日(月)より抜粋)
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