横レスですが、

ここで話題になっている”仕事の出来る人”、”役つきになって実務業から離れ”た人は
どうやって”仕事の出来る人”になってのでしょう。

もちろん、本人の努力や上司(先輩)の教育はあったのでしょうが、
加工屋さんに叱られて、仕事を覚えたっていう人が結構いるのでは？

図面＝加工の指示書と捉えると、ミスかミスでないかの境界線は
加工者にゆだねるのが一番です。
ごまかしが多くても意図が伝わる図面もあれば、
正確なのに意図が伝わらない図面もあります。

設計者である上司の検図より、加工者からの問い合わせのほうが
本人のためになる場合もあると思います。

何十回も、何百回も問い合わせをして、ようやく読みやすい図面が描けるだけの
経験を積んだ頃には実務から離れちゃう。
結果的に経験の浅い人の図面を受け取って加工する、
これが加工屋さんの現状ですよ、
とNo.1082で言っているに過ぎないと思います。
(一人前になるためにはそれこそ何年もかかるはずだし・・・)

＞第二段階の検図は第一段階の製図より、より厳しく目で図面のチェックをする必要がある
＞のではないでしょうか。

製品の開発期間はどんどん短縮される傾向にあり、
図面を描く時間さえ十分取れない状況の中、
検図に時間をかける事など出来ない、というのが本音では？

それとも、2D ONLYさんのお勤め先では、
”良い図面・良い品物を作るために納期を伸ばして”も構わないし、
「検図が済んでいないから」、という理由で、描きあがった図面を
後工程に回さないでいることが許されるほど、ゆったりとしていらっしゃるのですか？

加工屋さんから問い合わせが来ないような完璧な図面が出来るまで、
検図するなんて過保護だと思います。