私は生まれながらにして「肩がこる」という事態とは無縁の世界で過ごしてまいりましたが

今月に入ったある日の朝のこと、激痛とともに目がさめ顔を手で触ると、どうも形が違う・・・。

鏡で見ると顔の左半分がリンゴを飲んだような顔。親父に言わせるとスイカを飲んだような顔らしいですが。

親知らずが腫れてきたんですよ。ともかく歯医者へ行くと「ここまで腫れたら、麻酔が効かない。何で、放って置いたのか」と

叱られました。今朝、突然というと「今夜は眠れませんから覚悟してください」とのこと。腫れが引かないと麻酔が効きませんから

それまで、我慢しろとも言われました。しっかし抗生物質を服用したら誰もが悩まされる副作用、そう、口内炎の花が咲きました。

下唇一面に。晴れも引かない・・・。つまり「食事が出来ない状態」に追い込まれたのが８月１１日。

歯医者に走りこむと、「抜きますか・・・・」と，一言。麻酔は効かないと「ハラ」を決め、いざ出陣。

ＰＭ８：３０に麻酔を打ち、メスで親知らずの周囲を切り裂き、鉄工所で使うような道具で歯を粉砕というより、「かち割って」

９：０５に最後の根っこを引き抜き、９：１０に傷口を縫合し口腔外科手術終了。

人間には耐えられる痛みと、耐えられない痛みがあると聞きました。耐えられない痛みというのは「爪を剥がれたり」

歯を折られたり、他にも多々ありますが、麻酔が効かない状況で親知らずを抜くということは無謀以外の何者でもないというのが結論です。

失神しかけましたから・・・・・。けど、担当医の方も必死でしたよ。何しろ超頑丈な親知らずだったそうです。抜いてくださったお医者様に感謝。

で，話は変わりますが、女性が子供を産むときの痛みはあれの比では、無いそうです。女房に聞くと「愛する人との間に子供が生まれるんだから、痛みは感じない」んだそうです。

話は戻りますが、歯を抜くと歯茎に「穴」が空きますよね。今朝、スイカを食べたらその穴に種がすっぽりと・・・・。出すのに往生しました（笑）

歯を抜いてから帰宅したとき、当然しゃべられない状態ですが、「あれを､して欲しい。その次は、これ・・」という事柄をうちの女房様は、ものの見事に全てやってくれました。

それも、順番を間違えずに。「あぁ、この人となら一緒に子育てを出来る」と思うと、緊張感が解けて痛みが襲ってきて、失神したようです。傍から見ると寝入ったように見えたそうですが、

女房は、「あんなに､苦しんでいたのに、寝入るはずがない。失神だろう」と朝まで寝ずの番をしてくれました。後で聞きましたが、普段、夜中も仕事してる主人が倒れたら、

夜中寝ずの番をするのは当たり前だとのことでした。家族というのは有難いものです。

では､また明日から、仕事です。機会があれば、かきこします。皆様、お元気で。