No.88071 柱座屈の側圧依存性@構造解析について
2018-08-22 10:42 投稿者: ゆき@ABQ リンク:
削除キー (?)
柱状の直方体モデルの構造解析で、片端固定で初期不整を与えた後にもう一端を長手方向 に強制変位させ、任意の荷重値で横たわみが生じるオイラー型座屈挙動を見る静解析を 行っております。この時側圧(四角断面の4辺に当たる4面上に負荷する圧力)を1stepで 与えて、2stepで強制変位させる解析を行い、側圧による座屈荷重の変化、側圧依存性が 課題となっています。材料力学の理論上は側圧などの横たわみの荷重は座屈荷重に影響 しないとなっており、ゴム材の水圧下軸圧縮試験の事例などでも影響はないとされて います。しかし当方で行った解析では、1step目の側圧による軸荷重分を除いても、 側圧依存性がある、即ち側圧が大きい程座屈荷重値が大きくなる結果が得られました。 meshタイプやmeshingについても見直しを行い、1次完全積分要素から1次低減積分要素 に変更し、断面4*4分割で長手に対するアスペクト比4にするなどmeshの修正も試みたの ですが、やはり解析上は側圧依存性が見られました。これはモデルのmeshの問題なのか、 それとも解析上は側圧依存性が出るのが妥当な結果だと言えるのか、上記材力や事例 との整合性のない傾向で悩ましいのですが、どなたかご存知の方がいればコメント 頂けますでしょうか?? 以上よろしくお願い致します。
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