No.82381 ansysの構造非線形解析について
2010-05-13 22:54 投稿者: kate リンク:
削除キー (?)
こんにちは,初めて質問させていただく,kateと申します. FEM初心者で勘違いの多い質問内容かも知れませんが,教えていただけると助かります. 現在ansysでしわがいくつも生じるような薄膜の解析を行っています. 薄膜は等方弾性体で,shell 181要素でモデル化しております. 私の理解としては基本的にはMITC要素だと考えております. 微妙なパラメータチューニングは分からないのですが… 始めはNewton-Raphson法を用いて静的解析を行っていたのですが, これだと剛性行列の行列式が0になる座屈点近傍では解析が出来なくなる恐れがあり, 実際に途中で解が収束せず(収束しても物理的におかしな形状)止まってしまいました. そこで非線形時刻歴解析(陰的解法)を行ったのですが,これでも解が収束せず途中で止まってしまいました. そこで質問は,剛性行列の逆行列を計算しない動的解析なのに, 解析が止まってしまう原因とは何が考えられるでしょうか? 一応私の考えとしては, 動的とはいえ陰的なので質量行列や減衰行列の影響が小さいと (物理的には質量が小さいときや剛性が大きいときなど?), 変位増分の係数行列は剛性行列が支配的になり, 逆行列計算が上手くいかないのかなぁと考えております.
No.82392 Re: 10934 ansysの構造非線形解析について
2010-05-17 15:14 投稿者: 金色うさぎ リンク:
陰解法であれば、時刻暦解析であっても釣り合い方程式を解きます(これを逆行列を計算すると表現されていると思います)。 収束しないタイムステップでのエラーから対策を講じるのが一般的ですが、実際には一筋縄ではいかないことが多いですね。 > そこで非線形時刻歴解析(陰的解法)を行ったのですが,これでも解が収束せず途中で止まってしまいました. > そこで質問は,剛性行列の逆行列を計算しない動的解析なのに, > 解析が止まってしまう原因とは何が考えられるでしょうか?
No.82384 Re: 10934 ansysの構造非線形解析について
2010-05-15 22:38 投稿者: 梅理 リンク:
> そこで質問は,剛性行列の逆行列を計算しない動的解析なのに, > 解析が止まってしまう原因とは何が考えられるでしょうか? > > 変位増分の係数行列は剛性行列が支配的になり, > 逆行列計算が上手くいかないのかなぁと考えております. kateさんが書かれた文章で、「剛性行列の逆行列を計算しない動的解析」という部分と「逆行列計算が上手くいかない」という部分で矛盾していると思います。 もう一度整理して考えてみては、どうでしょうか。 現状表現としての「動的 ← → 静的」 計算の解法としての「陽的 ← → 陰的」 座屈現象であれば、弧長法について一度マニュアルを調べてみては、いかがでしょうか?
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