No.51313 ハンマリング試験と固有値解析について
2004-01-07 22:02 投稿者: nfxc リンク:
削除キー (?)
振動解析初心者です。 申し訳ありませんが何方か教えて下さい。 NASTRANを使ってブラケットの固有値解析を行いました。 その結果が正しいか確認するためハンマリング試験も行いました。 そこで 教えて頂きたい事その1 ・ハンマリング試験について ①ハンマリング試験から位相、コヒーレンス、伝達関数のデータを得た のですが、コヒーレンスはどのように見たら良いのでしょうか? (何が解るのか?) ②いろいろ聞いて得た知識の中で「伝達関数のピークだけで固有値は 特定できず位相も確認し、位相が反転していれば固有値と断定できる」 と言うのは本当でしょうか? 伝達関数だけがピークを示す周波数はどう判断したら良いのでしょうか? ③今回の試験結果から位相は反転しているが伝達関数はピークを示して いない周波数があるのですがこれはどう判断したら良いのでしょうか? ④①~③をまとめると位相、コヒーレンス、伝達関数のデータから どのように固有値を特定するのでしょうか? 教えて頂きたい事その2 ・FEM結果との比較 1)試験で伝達関数がピークを示し、位相も反転している周波数で、FEM 結果からも同じ周波数(数Hzのずれはあるが)で固有値が見つかりました。 またFEMでモードを見ると揺れている方向が、試験のGセンサーの方向とも 一致していました。(試験と一致する周波数は数点あり) しかし、他の周波数(FEM結果)では試験と一致しない周波数もありました。 一致しない周波数の方が多かったのですがこの場合モデルは正しくない と判断されるのでしょうか? 実験と一致してる正しいモデルというのはどのように判断する のでしょうか? 2)今回ブラケットには数箇所スポット溶接があったためFEMモデルでは その部分を剛体要素で結合させています。実験との合わせ込みをする時 この部分の剛体要素を増減させるというのはやり方として 正しいのでしょうか? 以上、長々と書いて申し訳ありませんが何方かご教授下さい。 宜しくお願い致します。
No.51319 Re: 6457 ハンマリング試験と固有値解析について
2004-01-07 23:58 投稿者: ピピ リンク:
> 教えて頂きたい事 by nfxcさん ・ハンマリング試験について ①コヒーレンスって、一貫性とか一致とかいう意味ですよね。 線形性が成り立たない系だと、コヒーレンスは低くなると思います。 それから、ハンマリングが極端に下手くそな場合とか(笑) 反共振点では、応答の絶対値が小さくなるため必然的にコヒーレンスは 下がりますね。 ②ピークで判断すれば良いと思っています。 減衰比が大きいモードが隣接して、間に反共振点が存在するような場合は、 位相が反転しきらないで途中で戻ったりしませんか? ちょっと複雑なモノで複素モードが入ったりすると、位相情報ってかなり 判断しにくいという感覚が個人的にはあります。 ③反共振点ってことじゃ無いのでしょうか? ・FEM結果との比較 1)実験ですべてのモードが出るとは限りません。 応答点が特定のモードの節にあたるような場合は、ピークが検出できませんよね。 加振点が不適切な場合も、特定のモードが励起されないことがあるはずです。 それから、FEMではどんな小さな応答のモードでも求められますが、実験では そんなに上手くいかないはずです。 FEM上で適当な減衰比を設定して伝達関数を求めて比較してみたら如何でしょうか? 2)スポット溶接の面積を変えてみるのは全く問題無いと思います。 ところで、nfxcさんが実施したのは、実験モード解析じゃないんですよね?
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