> またみなさんアドバイス下さい。
> 現在電子機器の落下衝撃解析を行っており、部品のG値算出を試みています。
> しかし、この値はフィルタリング(ローパス)にて大きく変化し、
> どのくらいでフィルターをかけるべきか悩んでいます。
対象の構造は剛性が高く,もろいい,さらに,質量が低いような問題でしょうね.減衰は結局フィルタリングと同一ですから,今の方法とあまり変わりないように思えます.
このようなモデルのフィルタリングは直接G値に影響を及ぼすので,何か別の方法でG値を決められた方が良いかもしれませんね.(ローパス以外のフイルターの方が良いとも思いますし,,)
とりあえず,思いつく方法を書いてみます.
1.例えばCAEで静的に剛性を評価して算出された剛性から,手計算で1or2質点モデルとして運動を解き直接減速度を求める.
2.ひょっとしたら対象により陰解法にしたら安定したGが得られるかもしれません.
3.縮約を用いて,内部の共振を少しでも減らす.(荒いモデルにする)
4.衝突部が荒いメッシュであれば細かくする.(衝突部が局所的につぶれるのであれば,そうでなければ逆効果)
ここの,3.4は本来,エネルギー吸収する部位がちゃんと評価出来るように作ると言う意味合いです.
いずれの方法も結果はある程度,感性に依存してしまいますね.みなさんの意見を期待します.