CADの精度は概念がちょっと違うと思います。
最小認識値と理解したほうがいいですね。

どんなCADでも100.0000000は100.000000です。
それが100.001になるという意味ではないと思います。
では最小認識とは？

精度0.01の精度の場合、深さ0.005のカットができません。
φ0.005の穴も空きません。
ま、そんなモデルは書かないでしょうけど、問題は
演算上の誤差に目をつぶるという点だと思います。
わずか0.001取り切れていない状態があっても、できちゃった
ことにするわけですよね。ジオメトリエラーになっても
かっこにはなっている。
それを見逃さない精度のCADで取り込むと、演算上到達して
ないけど取れちゃった形状ってどういうこと？
（線の不一致、頂点不一致など）ってなるわけですね。

簡単な実験です。
CADの精度を0.01にします。
①10mm角の正方形を突起（厚みはま１ｍｍくらいで）
②どれか一つの角を中心に、半径9.995の円でカットします。
すると、細いヒゲ形状になりますが、ヒゲの先端は
理論上0.005の平らが残るはずなのに、角一致したかの
ように出来上がります。
③精度を0.0001に変更し、再生します。
すると、0.0001まで認識するので先端に0.005の平らな
面が残っていることが確認できます。
精度がゆるい場合でもデーター上、円の中心は正方形の
角だし、Ｒの値は9.995・・これは変わらないのですが、
残った0.005の平坦は認識値から外れたため、なかった
ことにしてしまってるんですね。
しかし、精度の高いCADで取り込めば、10mm正方形、
１角中心のｒ9.995、、おいおい0.005足りないけど
この面はどうした！俺は閉じられない・・ソリッド化しないぞぅ
ってことになるんです。
結局、型屋さんは、これをチクチク直すか、CADの精度を
元データーより荒くして取り込むことになります。
ですから、製品精度的にも最低限の精度は必要って
ことですね。

じゃあむやみに0.0001にすればいい？ってそういうもの
でもないと思います。
船作るのに0.0001の精度で設計してたら、再生だけで
１日の業務がおわっってしまうかも知れません。
（ってやったことないけど・・）

ＲＲＲＲ・・のような面がぶつかり合う稜線に角Ｒ
つければ、Ｒ面そのものに変化点の数だけ境界が
できますよね。ぶつかり合う2面の変化点がずれていれば
極めて狭い境界ができる場合もあるし、さらにドラフト
やシェル抜きすれば、超微細面もできてきます。
そういう汚いモデリングをしているうちは、ろくな
ものが出来ませんよね。

シンプルで美しいモデルであれば、精度0.01だって
問題ないんだと思いますよ。

> 　やはりＣＡＤのモデルの影響が、そのまま反映するわけですね。
> 絶対精度 1/100mmで３Ｄモデリングした時は、相手ＣＡＭによっては
> １００mmピッチの穴加工が、ＣＡＭ側では１００．０１と受け取ったり
> ９９．９９と受け取ったりすると,言うことでしょうか？

たぶん、ピッチなどは問題ないと思いますが、
その位置に円筒の穴の形が真円ではなく多角形に作られますから、
精度が良ければ、真円に近くなるということなんですが、、
たとえば、その円筒の穴のセンターを求めてピッチを出した場合違う可能性は有るかも、
そのCADで検証してみないと、結論は出ないと思いますが、たとえば
ソリッドワークとキャティアでは違いが有ると思っても間違いは無いと思うけど、
仕事にどれだけ影響するかといえば、加工交差があるから問題は無いかもね、、

> ＣＡＤ－ＣＡＭが同じ組み合わせでも、毎回どうなるか＋になったり－になったり
> するのでしょうか？

毎回どうにかなるじゃなく、相性で偏ることもあるかなっと思いますが、、
別に検証したわけじゃないので参考程度にしてください。

レスありがとうございます。

　やはりＣＡＤのモデルの影響が、そのまま反映するわけですね。
絶対精度 1/100mmで３Ｄモデリングした時は、相手ＣＡＭによっては
１００mmピッチの穴加工が、ＣＡＭ側では１００．０１と受け取ったり
９９．９９と受け取ったりすると,言うことでしょうか？

ＣＡＤ－ＣＡＭが同じ組み合わせでも、毎回どうなるか＋になったり－になったり
するのでしょうか？