> ニュアンスからすると、加工モデルの周りに、
> リミット面またはチェック面（それ以上Ｚが下がらない様に）を
> 貼ってなくて、CAM作業者はそのままＮＣデータを作成してしまった様に思います。

　ワニガメさんのコメントを見てなるほどって思いました。要するに今回の加工で
　形状そのものは問題なく正しい寸法で加工できているってことですか？

　そういうことなら、単にＣＡＭ操作で底面部分にガウジチェック（干渉チェック）
　の機能でテーブルや冶具への食い込みを防ぐための制限措置が必要です。もし、
　そのような機能がなければ、加工深さの設定などで食い込まない高さに指定を
　するなどしなければ、通常形状データだけの入力でそのまま加工すれば、ＣＡＭ
　ソフトは形状全てが削れる深さまでのＮＣデータを作ります。今回は１６Ｒの
　ボールエンドミルで２ｍｍ食い込みが発生したわけですから、この付近の形状の
　角度が約２９度ぐらいの傾きのある面を加工すれば２ｍｍ食い込む計算に
　なりますが、どうでしょうか？

> ニュアンスからすると、加工モデルの周りに、
> リミット面またはチェック面（それ以上Ｚが下がらない様に）を
> 貼ってなくて、CAM作業者はそのままＮＣデータを作成してしまった様に思います。

ワニガメさんのこのコメントを見てなるほどって思いました。要するに今回の加工で
形状そのものは間違いなく、正しい形状で加工出来てるってことですよね？

その上で、形状の底面付近で作業テーブルなり、冶具に食い込む恐れがあったという
ことで理解すればＯＫなのかな？そういうことであれば、ＣＡＭ側で底面部分に
干渉させないための面を追加して、そこにガウジチェック（干渉チェック）をかけて
計算する必要が当然あります。今回８Ｒボールで加工して２ｍｍ食い込むという話
でしたから、この底面付近の形状が４１．４度ぐらいの傾斜があるところを何の
チェックもかけずに加工すれば、約２ｍｍ食い込む計算になりますがどうでしょう？

因みにどんなＣＡＭでも仕上げたい形状データだけでＮＣデータをそのまま作れば
今回のようなことは起きます。そのために、ガウジチェックやその機能がなければ
ＣＡＭオペレーターがその場所に食い込みがでないようなモデリングや加工深さを
変更するなどして対処しているのが普通と思いますが．．．。どんなＣＡＭも全て
オマカセで加工できれば私たちの仕事も無くなる訳ですしね．．．。

ぱちものやさん＞

そーいうことですか～
ＮＣ作業員の立場でいうとCAM太郎さんが云っている様に、
作業平面とはＧ１７、Ｇ１８、Ｇ１９のことなのですが、
話からするとそーじゃないみたいですね～
CAMは何を使ったんですかね？
例えばFANACのP-Gとかだと、繰り返しをやらせると誤差が生じます。
それとは、別に、
ニュアンスからすると、加工モデルの周りに、
リミット面またはチェック面（それ以上Ｚが下がらない様に）を
貼ってなくて、CAM作業者はそのままＮＣデータを作成してしまった様に思います。
もしくは、
ＮＣ加工機のＺの伸びの誤差が出ている場合、
ちなみにこれって複数個を連続で加工してますか？
だとして、一つ加工し終わって、
次に移った時にＺが最初の原点の高さに戻ってないとか？
だとしたら、全てのＮＣデータ（移動も含めて）がINC（Ｇ９１）で出来てませんか？