電力の小売り全面自由化とその影響

｢ラジオあさいちばん｣
http://www.nhk.or.jp/r-asa/business.html

1月21日(水)放送分 十市　勉さん

中小企業はすでに”アベノミクス不況”のさなか

1月22日(木)放送分 黒瀬直宏さん

最後の戦後処理が始まります。ビジネスチャンスに見えませんか？

戦前は発電、送電（都市間送電）、配電（各家庭への配電）の会社が全国で５００社ほどありました。
配電は公共性が高いため自治体が事業を行っていたところが多い。

それが戦時体制に成ったために電力９社の体制が確立し、地域独占になりました。
配電の設備を自治体から買取（株式と引き換え）発電から送電、配電まで地域完全独占。

それが原発を作り事故を起こし、後始末の方法も検討すら付かず。

原発再稼動？？？

９社から５００社に業界が分かれるわけです。各社の工夫した専用部品を作るとしたら・・・
金型が必要ですよね。

自動車会社も戦後は３０社ほどあったのですが、共倒れを防止するために合併を繰り返し
今の体制に成りました。新規参入は絶望的。（先が見えている所に固執する？？）

家庭用に限れば質の良い電圧や周波数が安定した電力は必要在りませんから、配電網に繋ぐ
マイクロ水力発電が家庭用太陽電池と同じ感覚で発電業者に成る事も可能。

そうなれば自動車並みの価格で発電設備を提供できたら？市場規模は？？？

日本は温帯の島国ですから雨は必ず降ります。ヨーロッパから見れば「滝」と言われる川。
農業用水路も整備済み。落差１ｍで１ｋWの発電が可能だそうです。水路の幅は５０cmほど。

自動車の電気が無くなったら田んぼへ向かうと充電可能と言う風景が見えませんか？

油を燃やす自動車は何時まで必要なのか？？油は地球で特定の場所にしか在りません。

手付かずの市場が待っている。