> > その時に、誰か助けてくれるんですか？
> > 心意気だけじゃ、助けられんでしょう？
> > 金、くれるの？
> > 傷口の、なめ合いしてるだけだと、思う。
> > 甘くはないでしょ、現実！

先の取引先にははポケットマネーからも１万貸しました。あ～呑み代が。





そうこれが怖い主要取引先から引導渡されたらどうしようも無いもんね。
私も金型の請負をしてるころほぼ１社からの受注に頼ってましたので、
加工に専念するようになってからはひたすら間口を広げようと、
勤め零細企業ですが２００社近い請う顧客を得ることが出来ました。
がここで問題、地域的に狭い範囲だったのでその零細の元締め、
金型の発注元が少数に集中してしまいました。
仕事があるうちは良かったが中国などと競争になると型屋よりその元締めも中堅アッセンブリーメーカが先につぶれてしまった。
零細型屋は一蓮托生

> その時に、誰か助けてくれるんですか？
> 心意気だけじゃ、助けられんでしょう？
> 金、くれるの？
> 傷口の、なめ合いしてるだけだと、思う。
> 甘くはないでしょ、現実！

ある時、売り上げ50％を占める得意先が身売り、我が社の部門は1年後に注文〇になる予定、でももっと大変なのは次の週から注文〇になる会社、彼らと愚痴を言い合い、浴びるほど酒を飲むけど全く酔わない・・・
「いい加減帰ろうか？」と促すも足取りも重くタクシーではなく電車で帰る様子、ホームに立つと思いつめているのが誰の目にも明らか・・・今でも何であんな言葉が出たのか判らないけど 「すまんけど、飛び込むならあっちの線路にして、こっちに飛び込まれたら俺が帰れなくなるから！」
この一言に「なんちゅうやっちゃ！！頼まれても飛び込まんは！」と正気に戻って帰っていきました、今では辛いときや嬉しい時に一緒に飲みあう仲です、彼ら曰く「あの時あの言葉が無かったら僕らは本当に飛び込んでたな、人間とは弱いものやな、ありがとう感謝しているよ！」今では、どんな無理を言っても必ず駆けつけてくれる友になりました