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管理人:まっちゃん

No.71191 Re: Re: 9616 9613 ものづくり

2007-03-26 18:31 投稿者: 老婆心 リンク:

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> ものつくりって、精神的なものでは、ない。
> 形にすれば良いだけの事。いかに安く、精度良く、作るだけの事。

物真似が出来るうちはそれで良いんだよ、そこそこ稼げると思うよ、
それだけなら、5年先の未来は無いと思う、
これから、20年も同じ仕事が出来る環境は無いでしょうね、
1~5年のサイクルで時代の流れに沿った仕事に変えなくては生き残れない、
そんな時代になっちまったんだな~~。
今日の仕事、明日もあると思うな、その日暮かな、




No.71188 Re: Re: 9613 ものづくり

2007-03-26 14:46 投稿者: mnmn リンク:

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>  最近、様々なところで日本の「ものづくり」の強化が叫ばれているようです。2007年問題に代表される団塊の世代の大量退職によりそれまで培ったノウハウ消失の危機感を産業界がもっているとの背景によるものらしい。
>
>  ここで、いう「もの」とはいったい何なのだろう?
>
>  立ち止まって考えると「もの」は「物」(物質;material)という意味と「者」(人;person)と意味が浮かんでくる。日本人はなぜ物質も人も「もの」と呼ぶのか?欧米の思考では絶対に対立概念だと思うのに。
>  真弓常忠氏の「古代の鉄と神々」に載っている話だと「もののふ(武士)」「もののぐ(武器)」「もののけ(精霊)」などの日本の古話から、「もの=鉄」という結論を導き出している。鉄に宿るスピリチュアルなものを含めた「もの」というのが古語なのだと。
>  
>  それでは「鉄に宿るもの」とは一体何なのだろう?
>
> それは鉄の材料強度なのだと思われる。鉄(正確には鋼だが)は熱処理をすることで増幅できる材料強度幅は、現在開発されてきた新素材すべてと比較しても圧倒的に鋼が大きい。この強度が宿る鉄の性質がスピリチュアルな「もの」の正体ではないだろうか。見た目は同じ形をした剣でも熱処理の有り無しで材料強度は圧倒的に熱処理後のもの高い。古代において最高の強度をもつ材料は強烈な存在感があったに違いない。
>
>  そういえば、精神的な訓練の重要性を「鉄は熱いうちに打て」というがこのような思考の残照とも思える。こうかんがえると、2007年がきてから「ものづくり」を騒いでも仕方がないのかもしれない。経験をもったものが、若手を指導できる時間が必要だからだ。「もの」とは「ものづくり」をするうえでの心構えや視座、それらを突詰めたところに現れる執念や諦念などを体得させる精神的なもので、そういった瞬時にダウンロード出来ないデータへのもどかしさから卒業した先に、尊厳を認めることで初めて自覚されるものではないだろうか。

ものつくりって、精神的なものでは、ない。
形にすれば良いだけの事。いかに安く、精度良く、作るだけの事。

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