No.68988 物の完成度
2006-11-27 02:10 投稿者: kazu リンク: http://www1.ocn.ne.jp/~fsdsin/
削除キー (?)
予想以上に盛り上がったので、第2弾(笑) デジカメとレンズの関係の話、デジカメ(一眼レフ)が普及する前は フィルムを使っていました。同じメーカーの同じロットのフィルムを 使い、レンズの描写性や特徴を評論されるのでレンズメーカーは結構 苦労してレンズを設計しておりました。その中で名玉と言われる物は 昭和40年から50年の間に多数でて来ました。 レンズは落としたり、ぶつけたりしなければ30年は何とか性能を維持します 工場顕微鏡の寿命より、会社の寿命を気にする様な製品で、使われる場所が 決まっていますので市場も多くはありません。 所がデジカメという儲かるネタが世の中に認められ、作る側は喜んでいます その1、一眼レフとすることで今まで作ってきたレンズが全て使える その2、カメラ本体は電子部品の固まり。10年も使えれば十分。 機械式だと手入れをすれば50年は持ってくれます。デジカメは保守部品がない と言う呪文で修理を簡単に諦めて頂ける。 つまり、フィルムの時代は20年から30年に一度の商売しか出来ないのが デジカメになってからは10年に一度の商売が見込める。設計次第では5年に一度? その他にレンズの性能は「そこそこ」の程度で在れば電気信号に変換する時 画像処理技術で自由に変換して頂けます。レンズの描写性は映像エンジンで 何とでも調整可能。売る為に必要な事はブランドイメージ。 合格点を得られる設計技術が在れば、光学設計者として堂々と仕事できます 特許公報のレンズタイプを参考に設計ソフトのオペレーションが出来れば レンズの設計は(極論言えば)誰でも出来ます。(良い金になるよ) 名玉と呼ばれるレンズを設計・製造する感性は、デジカメの登場で過去の物 と成ってしまった。(技術レベルや感性が低くても事足りる) レンズメーカのブランドを使ったカメラが凄く高額で販売されている様ですが レンズメーカーの弱みでも握ったのでしょうか?あの設計は嫌われる会社だが・・・ 光学式手ぶれ補正機構は1940年(戦前)の本に「そのまま」載っています。 (ボーナス商戦前にバラしちゃったら不味いかな??) 何処のデジカメかは詳しく書いていませんが、持っている人を見かけたら 何も知らないブランド好きな方か、メーカーの関係者か?? あ・あのレンズは衝撃に極端に弱い構成です。ぶつけたら使い物になるのかな??
No.69003 Re: 9131 物の完成度
2006-11-27 18:48 投稿者: 無学老人 リンク:
> 工場顕微鏡の寿命より、会社の寿命を気にする様な製品で、 ◎言われてみればうちの顕微鏡も25年経っています。メーカーにケーブル の事でTELしたら古いですね~と不機嫌な声が。まだ使うつもりでいるので。 ◎ず~と前から疑問なのですが昔、測距儀(字はあっていますか)という物 で距離を測っていたらしいのですが、写しただけで対象までの距離が出るカ メラは在るのですか、測量用カメラなどに在るのでしょうか。 レーザー距離計は無しで。いっさいの電気回路を使わずにですーーー。 ーーー今まで恥ずかしくて聞けませんでしたーーー
No.69001 Re: 9131 物の完成度
2006-11-27 17:28 投稿者: ふく リンク:
一眼レフデジカメという商品は超特殊な商品ですね。 子供は3歳までの可愛さで親孝行はすんでいるというのを聞きました で、親は短い期間に多くのきれいな写真を撮らなくちゃいけない。少しでも きれいに写るカメラが望まれるでしょう。親としては少しでもきれいな写真を 残したいと思うでしょうし。フィルムと同様の画素数になるまでは製品寿命は 短いでしょう。買うほうも今きれいに写ると言うのが絶対条件でそのためには 寿命が犠牲になっていてもいいと考えているでしょう。数年後画素数で劣れば それで寿命がきたとみなされます。こんな商品はほかにはないです。
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