> その客先で弊社と同様の工法を研究し始めました。
> また、その客先とは20年以上の取引がある為、お互いの信頼関係で特別な契約書は交わしておりません。
> とりあえず、鋳造型の一番肝心なノウハウの部分を取り外して返却しようかと考えています。
> ただその場合、型としての機能が無くなりただの鉄の塊りになってしまいますけど・・・。
似たような経験をしているので書き込みます。10年ほど前の話です。私が以前勤務した会社。
やはり鋳造メーカーでのことです。この業種は下請け的色合いが濃いため、このようなことが起きるのか？
モーター回転子の鋳造法で革新的方法を考案し（その前に何とかもっと品質の良いものを作ってくれないか
というアプローチがあったのですが、金型費用も出してもらったのですが）
苦労して実用化し量産に成功し納入を始めたのですが、品質改善のため金型図を出せとか、詳細を教えろとか。
結局そこ（NC装置のトップ企業）で
まったく同じ金型方式で生産を始めています。挙句の果てに特許まで出しているのです。共同特許なら
話は解かるのですが、こちらとはまったく関係なく特許申請しているのです。
これがいわゆる有力企業の実態です。

> 特許権が無効になった途端、その客先で弊社と同様の工法を研究し始めました。

この事が証明できれば公的機関などで対応可能です。証拠がないと弁護士も対応
出来ないので相手にされない場合が多いです。

> また、その客先とは20年以上の取引がある為、お互いの信頼関係で特別な契約書は交わしておりません。
> とりあえず、鋳造型の一番肝心なノウハウの部分を取り外して返却しようかと考えています。
> ただその場合、型としての機能が無くなりただの鉄の塊りになってしまいますけど・・・。
> 客先からクレームが来る事は必至ですね。

何も手を加えないで、技術料の名目で１０億とかの請求書を送るのも方法ですよ
当然の事ですが、仕事の関係は切れます。しかし請求書を送る事で債権回収の
名目で弁護士が堂々と活躍できます。

この方法でノウハウ泥棒を懲らしめた技術コンサルタントが何人か居ます。
個人で仕事をしている場合が多いので、公正取引委員会へ持ち込むと
多少の減額は在りますが、払わなかった企業は無いそうです。
（この面々とはブラックリストの交換してますが・・・）

> 残念ながら弊社は小さい会社ですので、付き合いのある弁護士もいませんが、購買担当さんのアドバイスを参考に交渉してみます。

経営判断ですので何とも言えませんが、ホームページ等で切れている特許を
公開し他の会社へ営業を架けるのも宜しいかもしれません。
ネットが無い時代と違いますので、柔軟な経営判断をして下さい。

ｋａｚｕ＠心斎橋＝大阪出張の時。で同一人物です。メールはＯＰＴ＿を
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