No.57539 Re: 6816 6815 6810 型の見込みについて
2004-10-28 10:49 投稿者: CEのユーザー リンク:
削除キー (?)
> tutuさん、こんにちは > > > 「見込み」ってどんなことをしているのですか。 > > 教えてください。当方金型の関係者とはいえ、ダイキャストなんです。 どんな金型でも経験は大事ですがその経験者がリストラと老齢化でいなくなり大変です。うちも昔は車の外観絞りを得意にしてたんですが 父が引退してから樹脂に転向しました今時メッキのバンパーもないし! 窓周りのサッシもなくなりましたし。往年のブルーバードの柿の種と 呼ばれたテールランプ周りの形状なんか今はできないです。 私の最初の仕事はセンチュリーのサイドバンパー(モール)、 当時は木型の倣いでした
No.57535 Re: 6810 型の見込みについて
2004-10-28 09:58 投稿者: tutu リンク:
つるまきさん、ありがとうございました。 目的の製品をつくるために変形を読む、予測するということでしょうか。 やはり同じ金型ですね、こちらも製品図面のままに作ってもダメなところがあって 凝固収縮による変形を予測するとか、ゲート(湯口)からの流れをパターンとして 読むとかやはり予測することが必要です。金型内の空気を短時間にいかに排気する かとか、ダイキャストはその辺のソフトがまだ一般化してないため 経験というか失敗の数が重要になってきます。ただこの経験者がこの先 は少なくなってくる状況なので、ソフトが一般化しないと我々の業界は 大変なことになるのではと考えています。 しかしソフトですべてが解決するかどうかということもあります。 今週、ひまなんで書き込みしましたです。
No.57528 Re: 6815 6810 型の見込みについて
2004-10-27 21:53 投稿者: つるまき リンク:
tutuさん、こんにちは > 「見込み」ってどんなことをしているのですか。 > 教えてください。当方金型の関係者とはいえ、ダイキャストなんです。 ダイキャストは全然わかりませんので見込みがあるかも分かりませんが プレス金型では鉄板等を曲げると必ず戻そうとする力が残ります。 そこで製品寸法で金型を作るとプレスで押している間は金型と同じに 成っているのですがプレスの力を外すと製品がバックしてしまう。 これをスプリングバックと言うのです。 また、色々な方向からの圧力が鉄板等に加わって逆に金型角度より鋭角に 成ってしまうこともあります。それをスプリングゴーと言ってます。 鉄板等の強度を増すためにフランジとかリブとか入れるのですが それの形状とか位置とかに寄って曲がる時に横方向に傾く、捻る事に なも成ります。 プレス加工では一回で製品に成る物は少ないのです。 最初の工程で補強とか入れて2工程目に曲げるのです。 すると素直に曲がってくれないのですね。順番に何工程も掛けて 製品になるのです。 最近では製品単価を安くしたいので工程短縮要望が強いのです。 すると一工程目であちらこちら曲げて真ん中を2工程目で曲げると言う 具合に成ってしまうのです。 2工程目を曲げて見たら一工程目の角度が違うと言う事になるのですね。 それを設計時から見込みを入れて作るのですね。 もう、経験の固まりみたいなものなのです。 CADも進んでは来たのですがこの辺の解析はまだまだです。 結果が出たら納期遅れと単価が合わない感じですね。 人間の能力のすごさですね。
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