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「パイプマナブ」シリーズ
パイプ曲げや製造、ものづくりにおいての基礎知識を初歩から学んでいこうという記事になります。
今回はvol.71【旋盤加工について①】です。
切削加工のひとつ旋盤について学んで行きましょう。どこの工場にも汎用旋盤機はあるはず
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切削加工とは?【パイプマナブ vol.25】
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▶▶▶旋盤加工について①▶▶▶
【旋盤加工とは】
バイトという切削工具を使用しワーク(工作される素材)を削り取る切削加工の一種、
基本的にはワーク側が回転しそれを硬い工具で削っていきます
旋盤加工は、回転する材料に工具を当て「削り」「穴あけ」「切断」などを行う加工のこと。
金属だけでなく樹脂などでも行われる加工になります。
材料を回転させるため、円筒形(丸い棒状の物)の材料が旋盤加工には向いており、フランジやシャフトなどを作ることが多い。
❏フライス加工との違い
同じ切削( 除去) 加工であるフライス加工との大きな違い。
フライスは「工具の方が回転」しワークを削るのに対し、
旋盤は「ワークが回転」し削られます
【旋盤加工の種類】※図については添付の画像を確認ください
材料が回転し削られていく加工ですが、その加工の種類は多岐にわたります
代表的な旋盤加工の種類をいくつかピックアップしたので見てみましょう
■外径加工
最もポピュラーな加工
回転する材料の外側から切削工具を当てる方法。
加工の初期に大まかに削ったり、仕上げの段階において表面をきれいに仕上げたりする。
切りくずに注意。
■内径加工
穴あけ加工などで開けた穴を広げる形で材料の内側を削っていく方法。
穴の大きさを揃える内側の仕上げなどに用いられます。
加工穴の深さにより工具の長さが変わります。
■テーパー加工
基本的な構造は外径加工と同じです。
徐々に直径を変えて外径を削る加工です。
オス側とメス側を作ることにより、部材同士が嵌合しやすくなるためこの加工が使われる。
■穴あけ加工
回転する材料にドリルを当てて穴を掘る加工。
基本的にはこれ単体で加工が終わることはなく、
この後の内径加工など精度の高い加工の前段階として用いられます。
■ねじ切り加工(おねじ)
ねじのピッチを作る加工
おねじ加工は外径加工のように外側からネジを切っていきます。
フライスではおねじ切りが難しく旋盤で行われる事が多いです。
自動送りなどを使い制作する。
■ねじ切り加工(めねじ)
おねじを受ける側めねじのタップを切る加工です
タップ加工やフライスの方が得意な加工ではありますが旋盤でも加工をします。
おねじと共に汎用旋盤よりもNC旋盤向き。
■突切り加工
不要な部分を切り落とす加工、いわゆる輪切り。
溝加工の延長で材料に対して垂直に工具を当て削り、切り取る
細い工具を使うのでたわみなどに注意が必要です。
■ローレット加工
金属に細かい凹凸や切り込みを入れる加工
回転したワークに、ローレット工具を押し付け等間隔の溝を作り凹凸を付けていきます。
加工の目的はすべり止めや回り止めのズレ防止対策のため
※次回は旋盤加工の機会について学びます!
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会社名 |
平成工業 株式会社 (へいせいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 98857 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 刈谷市 |
電話番号 | 0566-21-1961 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 110人 | 担当者 | 田中 利章 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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