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「パイプマナブ」シリーズ
パイプ曲げや製造、ものづくりにおいての基礎知識を初歩から学んでいこうという記事になります。
今回はvol.68【圧造ってなんだ】です。
塑性加工の中の一つ「圧造」についても学んでいきましょう、あつぞうだぞう。〇造シリーズ
◇関連記事
鍛造ってなに?【パイプマナブ vol.36】
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▶▶▶圧造ってなんだ▶▶▶
【圧造とは?】
部材に力を加えて変形させる塑性加工の一種です、大きな枠では鍛造に分類されます。
小さなものを連続して加工することが得意な加工
金属材料に力を加えることにより目的の形状に変形させる塑性加工の一種。
フォーマーやヘッダーと言う機械で成形をするのでフォーマー加工/ ヘッダー加工と呼ぶこともあります。
線材( コイル材) を横方向に繰り返し流し圧力をかけて成形(と切断)をします、基本的には冷間で行われることが多い。
ネジやリベットなどを大量に生産するときによく使われる手法です。
〇メリット → 材料のロスが少なく歩留まりが良い
加工速度が速く生産性が良い、大量生産が可能
×デメリット → 金型などの初期費用が高い
鍛造と違い大きな物を作るのが苦手
◆圧造のイメージ
※こちらは添付の図を参照くださいませ
・前方押し出し加工(絞り)…元の径より細くする加工
・据込加工…元の径より太くする。ネジの頭などを作る
を図示しております
その他「トリミング加工」「後方押し出し加工(穴明け)」「穴抜き加工」などがあります
◆鍛造との違い
圧造は大きく分けて鍛造に分類されています。
鍛造の中に圧造という加工があるというイメージです
そして鍛造は主に大きなものを上下方向から叩いて成形をしていきますが
圧造は比較的小さなもので、コイル材を連続して使い横方向に送って加工をするという違いになります。
【温度による区分け】
冷間圧造が最も一般的で「コールド・ヘッダー」とも呼ばれています。
それぞれの温度感でどのような違いがあるのか見てみましょう
『冷間圧造』
➡常温で加工する
常温のまま塑性加工する方法、熱による歪みも少く加工精度も高い。
金型にで成形するので均一な製品を作ることができる、大量生産する場合にはほぼ冷間圧造で行います
『熱間圧造』
➡金属の変態点よりやや高い温度で加工する
加熱した材料を加工する方法。熱を加えて柔らかくし加工しやすくする。
変態点( 金属組織が変わる温度)より少し高いかつ材料が溶ける温度より低い温度
※ちなみに鉄の変態点は800 ~ 850℃
『温間圧造』
➡冷間~熱間の間で金属の組織が変わらない温度
冷間圧造と熱間圧造の中間の方式。冷間では加工しづらい…しかし熱間では精度や生産性に問題アリ。。
のような場合、または非磁性化維持、加工硬化防止など後加工の容易さを目的とする場合に用いられます
CHECK☞
トリミングは材料を型抜き。
後方押し出し加工は、材料に圧力をかけ、材料に穴をあける。
穴抜き加工は主にナットの穴抜きをする加工です。
まとめ:
弊社でいうところの端末加工に似た加工を行うのが圧造の加工です。
コイル材から連続して行うため生産性が抜群の加工となっています
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会社名 |
平成工業 株式会社 (へいせいこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 98857 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 刈谷市 |
電話番号 | 0566-21-1961 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 110人 | 担当者 | 田中 利章 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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