今回はステンレス板材等へのスタッド溶接をご紹介します。
弊社では、スタッド溶接機を用いたステンレス製品を始めとした板材へのネジ溶接が可能です。
スタッド溶接機を用いることにより、短時間でネジの頭が出ない溶接を実現しています。

【加工事例】
　材質：SUS304、SUS430
　ロット：100～500個
　製品サイズ：1000mm×1000mm×1.5mm

～ スタッド溶接とは ～
スタッド溶接は、金属板とスタッドボルト呼ばれる「ねじ溝が切られた軸部のみボルト」に大電流を流すことで板材にネジを直接溶接する手法となります。
一般的なネジ止めとは異なり板材であれば表面にネジ頭が出ないため、外観をスッキリさせることができ、外観部品の場合はネジ穴から水の侵入することも防ぐ効果もあります。
その他にもアーク溶接などと比較すると、溶接時間が短いため溶接痕が残りにくい特徴もあります。
逆に欠点として薄板の場合溶接時間が長いと熱により僅かに溶接個所が窪んでしまうことがあるため適切は電流値の調節が必要となります。

弊社ではSUS304やSUS430を用いて一般住宅向けポストの外装板やインターホンの固定金具等へのスタッド溶接による生産実績もあります。
その他にも弊社では材料の切り出しから曲げ、溶接、組み立てまで一貫して行っております。

【板金曲げ加工】二度突きなどの複雑な曲げ加工
https://www.nc-net.or.jp/company/88798/product/detail/110652/
【焼けがでない】ステンレスの抵抗スポット溶接
https://www.nc-net.or.jp/company/88798/product/detail/129374/

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