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ロボット自動化(FA)の検討において、「ロボットアームは決まったけれど、先端のロボットハンド(手)をどう選べばいいかわからない」と悩むのは少なくありません。
ロボットハンドの選定ミスは、ワークの落下や破損、ラインの停止といったトラブルに直結します。
この記事は、自社の現場に最適なロボットハンドを確実に選定するための5つの確認ステップの解説です
ステップ1:対象物(ワーク)の情報を洗い出す
ハンド選定の第一歩は、「何を扱うか」の条件を漏れなく整理することです。ワークの条件によって、採用すべきハンドの駆動方式や爪の形状が決まります。
確認すべきワークの項目
・寸法・形状: 外形サイズ、厚み、平面か曲面か、異形か
・重量(質量): 最小〜最大の重さ(kg)
・材質・硬度: 金属、樹脂、ガラス、ダンボール、生鮮品(柔らかさ)
・表面状態: 乾燥、油の付着、水濡れ、滑りやすさ、傷つきやすさ
ステップ2:作業内容と動作スペック(環境)を整理する
次に、「どのような動作で、どんな環境で使うか」を整理します。
作業内容の確認
・作業の目的: 単なる搬送(箱詰め・移載)か、位置決めや組付け(アセンブリ)か
・ロボットの移動スピード(加速度):
高速搬送する場合は、急停止時の慣性力(G)に耐える保持力が必要
使用環境の確認
・環境要件: 粉塵、切削油、水がかかる場所か(IP65/IP67などの防滴性能が必要か)
・衛生要件: クリーンルーム対応、食品衛生法対応が必要か
ステップ3:保持方式(グリッパーの種類)を決定する
ワークと作業条件をもとに、核となるグリッパー(保持機構)のタイプを選びます。
・メカニカル型(爪で挟む): 保持力が強く高精度。金属加工品や組み立て作業向け。
・吸着型(真空パッド): 傷をつけず高速持ち上げ。段ボール、基板、ガラス、フィルム向け。
・磁気型(マグネット): 穴あき鉄板や網目状の製品に有効。
他にも種類はありますので参考に
グリッパーの種類・用途と選定要素(ロボット用)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/272143/
(グリッパーはワークを保持・吸着するための「単体機器」です)
ステップ4:駆動源(エア vs 電動)を選択する
爪型などのメカニカルハンドを採用する場合、駆動源を決定します。
エア(空圧)式のケース:
単一品種の大量生産で、イニシャルコストを抑えたい場合。また、小型軽量で強い力(ハイパワー)を出したい場合など
電動式のケース:
1つのハンドでサイズや形状が異なる多品種のワークに対応したい場合。または力加減を精密に制御したい場合など
ステップ5:周辺部材を含めた「全体の重量・寸法」を検証する
最後に、単体機器ではなく「ロボットハンド全体」としての適合性を検証します。
まとめ:選定の流れをを押さえてトラブルを防ごう
ロボットハンド選定で失敗しないための流れは以下の通りです。
・ワークの条件をリストアップする
・作業スピードと設置環境を確認する
・ワークに合った保持方式(爪・吸着等)を決める
・単一品種ならエア式、多品種なら電動式を選ぶ
・周辺部材を含めた総重量と干渉をチェックする
このステップ順に条件を一つずつクリアしていくことで、自社のラインに最もマッチした信頼性の高いロボットハンドを選び出すことができます。
他のハンド周辺の記事も参考下さい
【基礎からわかる】ロボットハンドとは?グリッパーとの違いまで解説
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/273085/
グリッパーとは?ロボット分野での役割まで分かりやすく解説
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/272142/
エンドエフェクタとは?(記事500字程度)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/260814/
エンドエフェクタ・ハンド・グリッパーの違いとは?
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/272234/
「~とは」シリーズ記事です
自動化とは?(500字程度)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/260826/
アクチュエータとは?(500字程度)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/260822/
パレタイジングとは?(600字程度)
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/260832/
治工具とは?種類と役割を解説
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/260234/
◆ティーエイチエーの取り組み
株式会社ティーエイチエーは、自社製作による装置や治具を通じて、製造現場の品質安定と工程最適化に貢献しています。圧入時の荷重やストロークの可視化とトレース管理により、組立品質の均一化と不良率の低減をサポートしています。当社の設備は、手作業から省力化へ、さらに省人化へと移行する段階において、工程分析と効果検証の重要な役割を果たします。検査と品質向上におけるティーエイチエーの技術とノウハウは、自動化を成功へと導くための確かな基盤となります。
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株式会社 ティーエイチエー (てぃーえいちえー) |
エミダス会員番号 | 83727 |
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日本 愛知県 岡崎市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 新富 孝志 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
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