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自動化を検討すると、
「新しい設備を買わないと無理」
「ロボットを入れないと自動化できない」
と思われがちです。
しかし、数多くの経験から言えば、「今ある設備を活かして自動化する」ほうが、圧倒的に費用対効果が高く、成功率も高いのが現実です。
特に、「供給」と「排出」の仕組みを少し変えるだけで、劇的な効果が得られるケースが多いのです。本記事では、既存設備を活かした「賢い自動化」の具体策をまとめます。
自動化の本質は「本体の前後」にある
多くの工場には、非常に「惜しい設備」が眠っています。
その前提としては「設備本体の動作は安定している」ことです。
それなのに
・ワークの「供給・排出」が人頼みである。
・ストックが少なく、数分ごとに人が補給しに来なければならない。
こういった状況になっていませんか。
こうした設備は、供給と排出を整えるだけで「自動化の伸びしろ」が一気に開花します。
方法①:供給部を「ストック化」し、人の拘束時間をゼロにする
最もインパクトが大きいのが、供給ストックの拡充です。「1個置いては待つ」という作業をなくせば、設備本体は同じでも「無人で動く時間」を創出できます。
・ストック量を増やして「1時間無人化」
直列で10個しか置けなかったものを、重力落下式やシリンダー送りで100個置けるストッカーに変更します。これだけで、担当者は1時間別の作業にあたることができます。
・「整列ガイド」でワーク姿勢を整える
「向きがバラバラだから自動化できない」のであれば、V溝や位置決め治具を追加し、物理的に向きを揃える仕組みを作ります。これで既存設備がそのまま自動機に変わります。
・「パレット供給」への切り替え
手置き作業を「パレット単位」の供給に変えます。人の役割は「パレットの交換」だけになり、設備はパレット内のワークを順次処理していく形へ進化します。
方法②:排出部を「自動化」し、回収作業をゼロにする
供給は見直されても、排出は軽視されがちです。しかし、排出が人依存のままでは、真の無人化は達成できません。
・シュート排出で「勝手に溜まる」仕組み
加工後のワークを手で拾うのではなく、シュート(傾斜滑り台)を使って流し込みます。人はいっぱいになった時に交換するだけでOKです。
・小型コンベアによる「流しっぱなし」
出口に安価な小型コンベアを置くだけで、ワークが次工程へ、あるいは回収BOXへと自動で運ばれるだけで1個ずつの動作が消えます
・良品・不良品の「自動仕分け」
センサーやカメラを一点追加し、判定結果に応じて排出先を自動で切り替えます。人が「目で見て仕分ける」という判断作業をゼロ+OK/NGの振り分け
方法③:「供給+排出」をセットで改善し、無人時間を最大化する
供給だけ、あるいは排出それぞれだけではなく、この両方をセットで改善して初めて、完全な「手放し運転」が可能になります。
【事例:既存の圧入機を活かした自動化】
供給:ストックを増やし、整列ガイドを追加。
圧入:今ある設備をそのまま活用。
排出:シュートで自動排出。
設備本体は買い替えず、前後の仕組み(LCA:低コスト自動化)を追加するだけで、1名→0名の省人化が実現します。
なぜ「既存設備の活用」は成功しやすいのか?
最新ロボットを導入するよりも、既存設備をカスタマイズする方が成功しやすい理由は4つあります。
・設備本体がすでに安定している:動くことが分かっている機械を使うため、立上げリスクが低い。
・現場が「設備のクセ」を熟知している:どこで詰まりやすいか等の知見があるため、対策が打ちやすい。
・大規模なレイアウト変更が不要:既存のラインを大きく崩さず、スモールスタートができる。
・投資回収が圧倒的に早い
まとめ:賢い自動化は「今ある資産」から始まる
自動化の成功は、必ずしも多額の投資や最新技術に依存するものではありません。
「供給をストック化する」「排出を自動化する」。この2点に集中して今の設備を見直すことが、最も確実で、ロボットなどが注目されている訳です。
【ご相談下さい】
自動化の進めるには、現場も含めた打合せも必要です。
1. 自動化したい工程を選ぶ
2. どのように進めるか
3.装置でできること、できないこと
など様々な要素があります。
当社では、圧入・組立・検査などの単体工程の自動化や全自動化の立上げを多数手がけてきました。省スペース・低コストでの改善提案も得意としています。
設備の仕様前の段階であるところからお手伝いも可能です。
一緒に明日のための自動化を模索してみましょう。
株式会社ティーエイチエーは、愛知県岡崎市を拠点に、自動化装置や省力化機器の設計・製造を通じて、多様な製造現場の課題解決に取り組んでいます。特に組立機においては、手動から全自動まで幅広いニーズに応じた提案が可能で、顧客ごとの工程や仕様に応じた最適な構想設計を行っています。協働ロボットや外観検査装置の導入実績も豊富で、試作段階から導入後のサポートまで一貫して対応できる体制を整えています。また、トライ装置による事前検証を通じて、仕様の明確化や品質の安定化を図る取り組みも特長です。製品の再現性と柔軟性を両立させた“戦略的な自動化”を実現するパートナーとして、ティーエイチエーは信頼と実績を積み重ねてきました。現場の声に耳を傾け、簡単には諦めない姿勢で、お客様のものづくりに貢献しています
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【企業情報】
株式会社ティーエイチエー
所在地:〒444-0843
愛知県岡崎市江口二丁目5番地4
TEL:0564-53-4052
FAX:0564-53-8024
| 会社名 |
株式会社 ティーエイチエー (てぃーえいちえー) |
エミダス会員番号 | 83727 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 岡崎市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 新富 孝志 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
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