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「パイプマナブ」シリーズ
パイプ曲げや製造、ものづくりにおいての基礎知識を初歩から学んでいこうという記事になります。
今回はvol.75【続・カシメ加工】です。
前回は板金同士をつなげるカシメでしたが今回は別の部品を使用したカシメについて
◇関連記事
カシメ加工とは【パイプマナブ vol.74】
https://ja.nc-net.or.jp/company/98857/product/detail/243502
▶▶▶続・カシメ加工▶▶▶
【リベットとハトメ】※画像等は添付図をご覧ください
リベットとハトメは製造業以外でもよく見られる加工法です。鉄骨や橋梁
同士の接合からランドセルや衣類、鍋などまで多岐にわたっています
■リベット
金属を材質とした締結部品。円柱状で片側に頭がついている、キノコような形状。
対象物の穴に通し反対側も同じ形につぶすことで固定する
■ハトメ
素材に空けた穴が破れないよう、補強するためのドーナツ状の金具。
板金で使われることはあまりなく、布や皮、紙製品などで仕様されることが多い
『リベット加工 / ハトメ加工の種類』
❏プレスカシメ (リベットカシメとも言う)
かしめたい所に穴をあけ、
リベットを通しプレス機で圧力をかけて変形させて固定をする方法。
〇メリット:
ボルトなどよりメンテナンスが比較的楽。母材穴は必要だが変形せずに締結できる
×デメリット:
取り外しができない加工の際に大きな音と振動が発生してしまう
❏スピンカシメ
インサート(ポンチ)を回転させながらリベットの先端を加圧して変形させ固定させる
満遍なく加圧できる
〇メリット:
小さな力でかしめられ、満遍なく力がかけられるためプレスよりも外れにくい
×デメリット:
回転させながら潰すという加工のため、プレスカシメよりも時間がかかってしまう
❏ブラインドリベット
フランジがついたボディに芯棒( シャフト)がついたリベット。
専用の工具で片側から施工ができる
DIYや建築などで良く見られる
〇メリット:
母材の片側から締結ができ加工も比較的簡単。コストパフォーマンスが高い
×デメリット:
大きな物で施工されることはまずない。また板材のみにしか使えない
❏ハトメ
布や革、紙などにポンチ穴を開けそれを補強するための加工。
機械製品に使われることはほぼない。
トゲの付いたものはグロメットと言う
素材など⇒ 素材としては真鍮、アルミをはじめ真鍮ニッケルやプラスチック、ステンレスなどが存在しています。
ハトメパンチなどを使って施工されます。
【圧入について】
機械的接合にはネジ締め、カシメなどがありますが圧入もそのうちの一つ
シャフトの接合に利用したり、異径パイプを接合することもあります。
接合したい部品同士を押し込んで接合する加工法( プラモデルではめ込んだりするイメージ)
差し込み部品と( 受けた) 穴側の部材の両者が反発し合うように圧力を生じさせることで強く接合する手法
◎メリット:
・カシメと違い分解することが可能
・接合部が比較的綺麗である
×デメリット:
・薄い板に使うのが難しい
・金属の膨張に左右され、強度は不安定
CHECK☞
リベットは構造物のような比較的大きな物の締結などまで可能。
どうしても穴を開けるという加工が必要ですが、大小かかわらず色々な物をかしめることができます。
まとめ:
前回のカシメ加工に続いて、今回はリベットや圧入について学んで参りました。
塑性加工も曲げ以外に非常に沢山の加工がありますね
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エミダス会員番号 | 98857 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 刈谷市 |
電話番号 | 0566-21-1961 | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 110人 | 担当者 | 田中 利章 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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