金属加工機械
physical photon
金属部材の切断工程では、「加工精度を安定させたい」「省スペースでレーザー切断を導入したい」「薄板でも反りやズレを抑えたい」といった課題が生じることがあります。特に精密板金や電子部品向け部材では、加工品質だけでなく、設置スペースや運用性も設備選定に大きく影響します。一方で、大型設備ではスペースや投資負担が課題となり、小ロットや試作用途ではオーバースペックになるケースもあります。
こうした背景から、省スペース性と高精度加工を両立しやすい小型ファイバーレーザー切断機が選択肢として検討されています。ただし、対象材質や板厚、必要な加工精度によって適した出力帯や設備構成が変わるため、導入時には仕様確認が重要です。
この記事では、小型ファイバーレーザー切断機(PFCシリーズ)の仕様や特徴、活用例、導入時の判断ポイントについて整理します。
【技術・製品概要】
小型ファイバーレーザー切断機(PFCシリーズ)は、薄板金属や精密部品向けの高精度切断に対応するレーザー設備です。本体サイズ約2.2m×2mのコンパクト設計を採用しており、限られた設置スペースでも導入しやすい点が特徴です。
標準ワークサイズは1300mm×650mmに対応しており、用途に応じたサイズ変更にも対応しています。レーザー出力は1500W〜6000Wまで選択可能で、材料や板厚、必要な加工速度に応じた設備選定を進めやすい構成です。
また、オプションのアライメントカメラを搭載することで、寸法公差±25μm以内を目指した高精度切断にも対応可能です。オートフォーカス機能や薄板専用治具など、加工安定性を考慮した仕様も備えています。
〈製品概要〉
・PFC-1500:出力1500W、単相200V、軟鋼最大6mm対応
・PFC-2000:出力2000W、三相380V、軟鋼最大12mm対応
・PFC-4000:出力4000W、三相380V、軟鋼最大20mm対応
・PFC-6000:出力6000W、三相380V、軟鋼最大25mm対応
・標準加工サイズ:1300mm×650mm
・本体サイズ:約2.2m×2m
・加工精度:寸法公差±25μm以内(アライメントカメラ搭載時)
・対応材質:軟鋼、SUS、アルミ、銅
・オートフォーカス機能搭載
・薄板切断用剣山治具/エアー押さえジグ対応
薄板中心の精密加工では1500W〜2000W帯、中厚板や加工速度を重視する用途では4000W以上が選ばれるケースがあります。加工内容に応じて出力を選ぶことが重要です。
【特長・技術ポイント】
〈省スペースで導入しやすいコンパクト設計〉
PFCシリーズは、本体サイズ約2.2m×2mのコンパクト構成を採用しています。大型設備の設置が難しい工場や試作エリアでも導入しやすく、既存設備とのレイアウト調整を進めやすい仕様です。
〈高精度切断を支えるアライメント機能〉
オプションのアライメントカメラにより、寸法公差±25μm以内を目指した切断条件に対応できます。位置ズレを抑えながら加工を進めやすく、精密板金や電子部品向け加工でも利用されています。
〈材料・板厚に応じた出力ラインアップ〉
1500W〜6000Wまでの出力帯を展開しており、薄板から中厚板まで対応可能です。軟鋼だけでなく、SUS、アルミ、銅などの材料にも対応しているため、加工対象に応じた選定を行いやすくなっています。
〈薄板加工を考慮した補助機能〉
オートフォーカス機能により、材料条件に応じた焦点調整を行いやすい仕様です。さらに、剣山治具やエアー押さえジグを活用することで、薄板加工時の浮きや反りを抑えながら加工品質を安定させやすくなります。
【活用例】
〈精密板金部品の切断〉
薄板のステンレスやアルミ部品では、加工精度と品質安定性が求められます。高精度切断を目的とした設備として利用されています。
〈電子部品・精密機構部品加工〉
位置精度が重要になる部品では、アライメントカメラを活用した加工条件が採用されるケースがあります。細かな形状加工にも対応しやすい点が特徴です。
〈試作・小ロット生産〉
大型設備ほどの能力を必要としない場合、試作や多品種少量生産向け設備として利用されています。設置性と運用性のバランスを重視した導入が進められています。
【判断軸・導入メリット】
小型ファイバーレーザー切断機を検討する際は、次のような条件整理が重要になります。
〈検討時に整理したいポイント〉
・対象材質(軟鋼、SUS、アルミ、銅など)
・板厚
・必要な切断精度
・ワークサイズ
・加工数量(試作/量産)
・設置スペースや電源条件
加工条件や設置環境を整理しておくことで、適した出力帯や設備構成を選びやすくなります。
【まとめ】
小型ファイバーレーザー切断機(PFCシリーズ)は、省スペース性と高精度切断を両立しやすいレーザー設備です。1500W〜6000Wの出力ラインアップ、±25μm以内を目指せる高精度加工、薄板加工向け補助機能など、用途に応じた設備構成を選びやすい特徴があります。
導入時には、対象材質や板厚、必要精度、生産条件によって適した仕様が異なります。加工内容を整理しながら検討を進めることで、自社用途に合った設備選定につながります。
【お問い合わせ先】
physical photon株式会社
〒270-2221 千葉県松戸市紙敷1416-4
TEL:047-315-0108
FAX:047-315-8635
URL:https://www.physicalphoton.com/
| 会社名 |
physical photon 株式会社 (ふぃじかるふぉとん) |
エミダス会員番号 | 93588 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 千葉県 松戸市 |
| 電話番号 | 047-315-0108 | FAX番号 | 047-315-8635 |
| 資本金 | 3,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 5人 | 担当者 | 温 和斌 |
| 産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 医療機器 | ||
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