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今回は難切削材である高純度無酸素銅C1011を用いた外観部品のCNC切削加工についてご紹介します。
銅は高い導電率や熱伝導率を持つ金属です。また非常に柔らかく、粘りがある事が特徴の反面、切削加工ではバリが出やすく、キズや材料の腐食・変色にも配慮が必要な取り扱いの難しい材料となっております。その中でもC1011は銅の純度が99.99%以上と極めて高く、上記の特徴が顕著な材料です。
① PCD工具と弊社の技術力を用いて高難易度加工を可能にしています。
PCD工具とは・・・超硬合金や硬脆性材の加工、SUS系焼き入れ鋼の鏡面仕上げに用いられる工具です。切削部の尖端が「PCD (Polycrystalline Diamondの略で、「多結晶焼結ダイヤモンド」というダイヤモンド微結晶を金属やセラミックス粉と一緒に高温・高圧で焼結した人工鉱物)」と呼ばれる極めて強くて硬い人工鉱物でできており、他の工具に比べて切りくず処理性能に優れ、表面品位の高い加工が可能となっています。
弊社では工具に最適な回転数や送り速度を設定したり、加工プログラムの工夫を行い、本製品のような複雑形状の加工を可能にしています。
② マシニングセンタにインデックステーブルを導入しています。
インデックステーブルとは・・・従来横形MCで加工していたワークを立形MCで対応できるよう再構築した治具です。剛性を上げ、多方向の加工が可能となっています。ワークを載せ替える回数が減ることにより、加工精度向上・品質改善を実現しました。また、段取り回数が減ることにより、生産性向上にもつながりました。
この製品はブロック状の材料(約t22×80×140)から作製しました。
銅以外ではアルミやステンレス、チタンでも多くの高精度切削加工実績があります。
製作可能サイズ(参考):500×400×300 mm
難切削材の加工は東陽理化学研究所までご相談ください!!
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
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