弊社では複数のシミュレーションシステムを導入しており、
必要に応じてそれら活用し、製品加工を行うことがあります。
その中の一つに、プレス成形シミュレーションシステム 「JSTAMP」があります。
こちらはプレス(絞り・曲げ)の成形過程を
コンピュータ上でバーチャルトライすることができ、
様々な分析・検証を行うことが可能となります。

[プレス成型シミュレーションでできること]
一般的にプレスの金型を製作する際はトライ＆エラーの繰り返しで、
その度に金型の部品製作が必要になります。
この繰り返し部分を仮想上で行うことにより、時間を短縮することで、短納期に繋がります。
また、新規開発や仕様変更に関しても現物を製作する前にシミュレーション結果を出力して、
お客様へ事前に提案、確認、相談することが出来ます。
新規案件以外にも現行品の改善や不具合発生時のスムーズな解決が期待できます。

[シミュレーション活用事例]
新規製品の立ち上げの際にプレス加工でしわが発生したため、
解決策を検討し、シミュレーション上でしわの解消を確認しました。
実際に金型製作からトライを行い、
シミュレーション通りの結果が得られ、費用の削減が出来ました。
※もちろん、シミュレーションソフトだけでなく、
シミュレーションソフトの結果をみて解決方法を提案出来る技術者が肝要です

今回ご紹介したシミュレーションソフトをはじめ、
お客様の要望を実現するための設備・技術を弊社では有しております。
まずはお気軽にお問合せいただければと存じます。