電子部品
半導体
生産設備
今回ご紹介するのは、半導体製造装置向け超精密バルブの表面処理の事例です。
弊社では電解研磨の技術を応用し処理時間や電流量を調整することで、ブラスト仕上げの質感を残しつつ錆の原因となる表面に付着した鉄粉や異物を除去することが可能です。
また電解研磨を行うことにより耐食性を向上も見込めます。
【加工事例】
材質:SUS316L
製品サイズ:約30mm×30mm×35mm
ロット:1~10,000個
参考納期:2週間程度
※最大可能サイズ:200×200×200mm
【ステンレスを電解研磨するメリット】
ステンレスは鉄にクロムを添加することで金属表面のクロムが保護膜を形成するため錆びが発生しにくい性質あります。
ですがステンレス表面に異物や鉄粉などが付着することで「もらい錆」が発生してしまうと、保護膜は破壊され金属内部まで錆が入り込んで錆が進行してしまいます。
電解研磨ではこの異物や鉄粉を除去すると共に、ステンレス表面のクロム成分を残しつつ鉄とニッケル分のみを溶とかことで結果的に厚いクロムの保護膜が形成され耐食性が向上します。
※ブラストやヘアラインなどの表面加工を残す場合は、鏡面に比べ耐食性は劣りますが溝に入り込んで洗浄した程度では落とせない異物の除去にも効果的です。
弊社では、電解研磨以外の表面処理(カラー発色、黒発色、酸洗など)も行っており、電解研磨と組み合わせた表面処理もご相談承ります。
ステンレスの種類や製品形状などによって変化するため事前の検証、条件出しを行わせて頂きます。
詳しくはページ右下【詳細はこちら】からご相談下さい。
ステンレスの表面処理でお困りの際は 東陽理化学研究所お気軽にお問い合わせください。
会社名 |
株式会社 東陽理化学研究所 (とうようりかがくけんきゅうしょ) |
エミダス会員番号 | 88798 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 新潟県 西蒲原郡弥彦村 |
電話番号 | 0256-94-4835 | FAX番号 | 0256-91-2017 |
資本金 | 85,555 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 296人 | 担当者 | 樋口 勇太 |
産業分類 | 通信機器 / 電子部品 / レジャー用品 |
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