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製造業の現場では、圧入工程の自動化が急速に進んでいます。人手不足や品質の均一化、作業者の負担軽減といった課題に対応するため、ロボットによる圧入が注目されています。しかし、ロボット圧入においては従来の“職人感覚”が通用しない場面も多く、設計段階から「圧入しろ」の最適化が求められます。
1.圧入しろとは何か?
圧入しろとは、部品同士を圧力で結合する際の寸法差(はめあい)を指します。適切な圧入しろがなければ、圧入後に抜けたり、部品が破損したりするリスクがあります。
別の記事も参考下さい
圧入しろとは?
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256948/
2.圧入装置としての特徴と課題
サーボプレスや空圧・油圧ユニットを用いて、一定の力や速度で部品を挿入します。人手による圧入と異なり、繰り返し精度が高く、センサーによるフィードバック制御も可能です。しかし、微妙な“感触”や“違和感”を察知する能力はなく、設計段階でのしろの最適化がより重要になります。
• 寸法は0.01mm単位による
• 圧入力・位置・完了判定をセンサーで管理
• 摩擦係数や面粗さによるばらつきには弱い
3.最適な圧入しろの設計ポイント
実際に圧入においては、以下の要素を踏まえてしろを設計する必要があります。
• 材質の組み合わせ(例:アルミ×鉄)
• 公差と面粗さ(研削 vs 旋削)
• 温度差による膨張・収縮
• 潤滑条件(ドライ vs グリース)
一般的には、軸径との割合に対しての目安もありますが、圧入では「抜けない」「割れない」「センサーで判定できる」ことが重要です。試作段階での圧入力測定が有効です。
当社では圧入力測定も可能です
圧入してみよう、荷重が知りたい
https://ja.nc-net.or.jp/mypage/newtech/detail/id/857/
事例では圧入しろを改善したことで歩留まり改善した例もあります。
4.自動化設計の勘どころ
• “しろ”は設計・設備・品質の交点
• 特性(力制御・センサー)を活かす設計が鍵
• 試作段階でのしろ最適化が量産成功の近道
• 属人化を防ぎ、品質の均一化を実現する
ただの数値把握では安定につながりません
5.まとめ
自動化時代の圧入設計では、単なる寸法差ではなく、装置の動作特性やセンサー連携を踏まえた“しろ”の設計が求められます。設計者は、現場と連携しながら、試作・解析・実験を通じて最適なしろを導き出す必要があります。圧入しろは、もはや“感覚”ではなく“戦略”の時代です。
6.通常「ロボットで圧入する」装置となるとロボットで運び+圧入部で圧入+ロボットで取出し、するケースが多いですが、当社はロボット(3軸)で直接圧入する仕様の装置実績があります(以下記事)
ロボットによる複数箇所圧入を可能にしました
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/202331/
他にも圧入自動化に関する記事を参考下さい
適切な圧入しろとは?
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256968/
圧入しろの精度を高める技術
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256973/
芯ずれ圧入が引き起こす5つの落とし穴
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/257578/
試験だけじゃない──100個の圧入にも対応した当社圧入試験装置の実力
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/259781/
省スペースと自動化で、現場にちょうどいい解決を
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/257921/
多関節ロボット活用事例で読み解く製造現場の進化
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/253230/
省人化と品質管理の両立に挑む現場の知恵
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/253227/
◆ティーエイチエーの取り組み
株式会社ティーエイチエーは、自社製作による装置や治具を通じて、製造現場の品質安定と工程最適化に貢献しています。圧入時の荷重やストロークの可視化とトレース管理により、組立品質の均一化と不良率の低減をサポートしています。当社の設備は、手作業から省力化へ、さらに省人化へと移行する段階において、工程分析と効果検証の重要な役割を果たします。検査と品質向上におけるティーエイチエーの技術とノウハウは、自動化を成功へと導くための確かな基盤となります。
【企業情報】
株式会社ティーエイチエー
所在地:〒444-0843
愛知県岡崎市江口二丁目5番地4
TEL:0564-53-4052
FAX:0564-53-8024
| 会社名 |
株式会社 ティーエイチエー (てぃーえいちえー) |
エミダス会員番号 | 83727 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 岡崎市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 新富 孝志 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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