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圧入工程は、製造現場で日々行われるごく一般的な作業のひとつ。見た目はシンプルですが、実は製品の精度や品質を左右する、とても繊細な技術です。
圧入前の段階で部品の芯がわずかにずれていると、その影響は工程全体に広がってしまいます。ここでは、芯ずれ圧入によって起こりやすい5つの代表的な問題をご紹介します。
① 部品の傾きや寸法ズレ
芯がずれたまま圧入すると、部品が斜めに入り込んでしまい、設計通りの寸法が出なくなります。軸受やシール部などでは、ほんの少しの傾きが原因で、回転不良・漏れ・摩耗などのトラブルにつながることも。
② カジリや焼き付きの発生
力が一部に集中すると、摩擦熱が発生しやすくなります。
その結果、金属同士がこすれて表面が傷ついたり、焼き付きが起きたりすることも。
場合によっては、硬化層が壊れたり、微細な割れが生じることもあるので注意が必要です。
③ 保持力のばらつき
芯ずれによって摩擦力のかかり方が不均一になると、部品の保持力にもムラが出てしまいます。振動や衝撃で部品が緩んでしまうリスクが高まり、長く使ううえでの信頼性にも影響します。
④ 圧入荷重の異常と判定の難しさ
芯がずれていると、圧入時の荷重が通常より高くなったり、バラつきが発生します。
ただし、その異常が芯ずれによるものなのか、加工精度の問題なのかを見極めるのは難しく、品質管理が複雑になる原因にもなります。
⑤ 設備や治具への偏った負荷
偏った力が加わることで、設備や治具に余計な負荷がかかり、摩耗や変形が進行します。
その結果、治具・部品交換が増えたり、設備の寿命が短くなったりすることも。
まとめ
芯ずれ圧入は、目に見えないほんのわずかなズレが、品質・信頼性・コストに大きく影響する工程です。だからこそ、こうした“見えにくいリスク”にこそ、技術力と工夫を注ぐことが、製品価値を高める近道になります。
下記記事も参照ください
適切な圧入しろとは?
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256968/
圧入しろの精度を高める技術
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256973/
冷やしバメVS圧入
https://ja.nc-net.or.jp/company/83727/product/detail/256392/
圧入してみよう、荷重が知りたい方はコチラ
https://ja.nc-net.or.jp/mypage/newtech/detail/id/857/
◆ティーエイチエーの取り組み
株式会社ティーエイチエーは、自社製作による装置や治具を通じて、製造現場の品質安定と工程最適化に貢献しています。圧入時の荷重やストロークの可視化とトレース管理により、組立品質の均一化と不良率の低減をサポートしています。当社の設備は、手作業から省力化へ、さらに省人化へと移行する段階において、工程分析と効果検証の重要な役割を果たします。検査と品質向上におけるティーエイチエーの技術とノウハウは、自動化を成功へと導くための確かな基盤となります。
【企業情報】
株式会社ティーエイチエー
所在地:〒444-0843
愛知県岡崎市江口二丁目5番地4
TEL:0564-53-4052
FAX:0564-53-8024
HP:https://tha-inc.net/
| 会社名 |
株式会社 ティーエイチエー (てぃーえいちえー) |
エミダス会員番号 | 83727 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 愛知県 岡崎市 |
| 電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
| 資本金 | 1,000 万円 | 年間売上高 | |
| 社員数 | 10人 | 担当者 | 新富 孝志 |
| 産業分類 | 治工具 / 測定機械 / 産業用機械 | ||
| 主要取引先 |
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