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特徴
プラモール精工の「瞬間吸引金型」は、射出成形時に金型内で発生するガスや空気を、成形サイクルごとに吸引することで、ガス焼け・ショートショット・シルバー・充填不良などの成形トラブル低減を目指す技術です。
従来の真空引きで思うような効果が出なかった場合、金型全体を吸引していても、実際にガスが溜まっている箇所から十分に吸引できていない可能性があります。また、従来の真空引きでは金型をOリング等でシールする加工が必要になる場合があり、コスト面の負担が課題になることもあります。
瞬間吸引金型では、ガスが問題になりやすい箇所にガストースやスーパーガストースを組み込み、必要な場所から効率よくガスを吸引します。成形条件を無理に変更して不良を抑えるのではなく、金型側からガスの逃げ道を整えることで、量産時の品質安定を目指せる点が大きな特徴です。
期待できる効果
金型内にガスが残ると、ガス焼け、ショートショット、シルバー、バリ、寸法不良、成形条件の不安定化などにつながる場合があります。
瞬間吸引金型を使用することで、金型内のガスを吸引しやすくなり、充填不良やガス焼けの低減が期待できます。また、金型内の内圧上昇を抑えることで、成形条件の安定化、バリの抑制、外観品質の安定にもつながります。
さらに、ガス起因の不良やチョコ停が減ることで、捨てショット削減、検査工数削減、金型清掃やメンテナンス工数の削減も期待できます。品質不良やメンテナンス工数を大幅に削減できた事例もあり、無人化・省人化を進めたい成形現場においても、安定成形を支える技術として活用できます。
使用場面
瞬間吸引金型は、特にガスが抜けにくい製品や、最終充填部・ウェルド部・ガス溜まり部で不良が発生しやすい製品に適しています。
例えば、ガス焼けが発生する、ショートショットが出る、シルバーや外観不良が出る、成形条件を変えても不良が安定しない、圧力を上げるとバリが出る、ベントを追加しても改善しきれない、といった場面で検討できます。
また、過去に真空引き成形を試したものの、十分な効果が得られなかった金型にも有効です。吸引する場所、吸引面積、ガスの逃げ道を見直すことで、従来の対策では改善しきれなかったガストラブルに対応できる可能性があります。
新作金型への組み込みはもちろん、既存金型への吸引穴追加工による改善も検討できます。
使用方法
まず、現在発生している不良の内容と位置を確認します。ガス焼け、ショートショット、シルバー、バリ、条件変動などが、どの位置で発生しているかを確認し、ガスが溜まりやすい箇所を見極めます。
次に、ガスをどこから吸引するかを検討します。最終充填部やガスが滞留しやすい箇所に対して、ガストースやスーパーガストースを配置し、金型外部の吸引装置へつなぐ排気経路を設計します。
既存金型の場合は、金型の状態や製品形状を確認したうえで、吸引穴追加工による改善を検討します。新作金型の場合は、設計段階から吸引位置を考慮することで、トライ後の手戻りや量産後の不良リスク低減につながります。
まとめ
瞬間吸引金型は、射出成形におけるガストラブルを、成形条件だけでなく金型構造から改善するための技術です。
真空引きで効果が出なかった、ベントを追加しても改善しきれない、条件調整を繰り返しても不良が再発する。
このようなお悩みがある場合は、ガスが自然に逃げるのを待つだけでなく、ガストース・スーパーガストースを使って「毎ショット吸引する」方法を検討する価値があります。
プラモール精工では、製品形状や金型構造に合わせた最適なガス対策をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
| 会社名 |
株式会社 プラモール精工 (ぷらもーるせいこう) |
エミダス会員番号 | 74952 |
|---|---|---|---|
| 国 | 日本 | 住所 |
日本 宮城県 富谷市 |
| 電話番号 | 022-348-1250 | FAX番号 | 022-348-1244 |
| 資本金 | 7,000 万円 | 年間売上高 | 32,000 万円 |
| 社員数 | 39人 | 担当者 | 上川名 雄祐 |
| 産業分類 | 治工具 / 電子部品 | ||
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